「piCAT.」が、シングルマザー向けシェアハウス「Smil(スミール)」のオープンに先立ち、2月22日(火)~4月7日(木)23:00の期間、readyforにてクラウドファンディングを実施中だ。
ひとり親向けのシェアハウスが誕生
昨今の新型コロナウイルスの影響で、職を失ったり、子どもの学校が休みになったりと、将来に不安を抱いている人も少なくないのでは。
そんな不安な気持ちや、子育てのちょっとした相談ができる環境が身近にあればひとりで抱え込まないのでは、という考えのもと、「piCAT.」では、ひとり親という同じ立場の人がコミュニティーをつくれて、子どもたちも家で一人寂しい思いをしなくても済むようにと、シェアハウスという形で住居提供を行う。
シングルマザー支援・空き家問題の一端を担う
厚生労働省「全国ひとり親世帯等調査」によると、2016年のひとり親世帯数は141.9万世帯にのぼる。また、住宅・土地統計調査によると、2018年空き家数は過去最高の846万戸で7戸に1戸が空き家だという。
「piCAT.」では、空き家物件をリフォームして有効活用し、地域の活性化も担うことで、「シングルマザー支援」×「空き家問題」に取り組んでいく。
大阪府羽曳野市の空き家を改装
現在は、大阪府羽曳野市の空き家を活用し、シングルマザー向けシェアハウスに改装中。
シェアハウスのリビング・キッチン・風呂・トイレは共用だ。個室は各世帯2部屋ずつ用意し、子どもが寝た後もう一方の部屋で趣味や資格の勉強など一人の時間も有意義に過ごせるようにと考えている。
さらに、主催者含め入居者みんなでBBQ・夏祭り・ハロウィン・クリスマスなど季節のイベントも楽しみ、地域の人々にも理解を得られる様にコミュニケーションをとりつつ、近くの協力飲食店と共に地域の活性化のひとつにもなれるよう取り組む。
必要設備を購入する資金を調達
今回のクラウドファンディングは、シングルマザー向けシェアハウスで使用する、ベッドや学習机、椅子、キッズスペースの本棚、知育玩具など、必要設備を購入する資金を調達するために実施。
目標金額は70万円で、リターンは「和彩美酒 喜心の両国仕込みのちゃんこ鍋セット」「Smilオリジナルハンカチ」など、支援金額に応じて設定されている。詳細はプロジェクトページにて確認を。
readyfor:https://readyfor.jp
プロジェクト名:#家族募集しますを現実に!シングルママさんシェアハウス in大阪