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静岡県中部で、無人がテーマの芸術祭「UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川2022」開催

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静岡県島田市から川根本町を結ぶ大井川鐵道の無人駅及びその周辺エリアを会場とする芸術祭「UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川2022」が、2月25日(金)~3月21日(月)の期間で開催される。鑑賞は無料。

大井川の雄大な景色がアート空間に

「UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川2022」は、国内外で活躍するアーティスト15組が、無人駅をはじめ広大な茶畑や茶工場などを会場に、地域をテーマにした作品を発表する芸術祭。大井川の雄大な景色があっと驚くアート空間に変化する様は必見だ。

無人と呼ばれるエリアが一大アートフィールドになる25日間に、アート表現を通じて地域の魅力や課題を可視化するとともに、住民とアーティスト、サポーター、来訪者との交流を目指している。

注目のパフォーマンス

注目の一つは、アーティスト上野雄次による3つのイベント。

3月13日(日)は、上野雄次とディジュリドゥ奏者Goroによる、大井川鐵道神尾駅と眼下に望む大井川河川敷を使った壮大なパフォーマンス「川と竹の交響アクション」が行われる。

また、2月26日(土)に大井川川越し街道にて実施される、花いけのトーナメント戦「花いけ合戦 島田大会」も見逃せない。


2月27日(日)と3月13日(日)には、大井川鐵道神尾駅にて、地域に群生する竹で茶室に生まれ変わった旧駅舎を使った花いけパフォーマンスを1日5回開催する。


そのほか、3月21日(月)には、民俗学者舞踏作家・森繁哉による「ヌクリ里・図絵-人々の手による、人々の芸術をつくるプロジェクト-その壱」を実施。

島田市抜里集落の様々な拠点で、ダンスを通して抜里の人々の生活や民話を模写していくパフォーマンスで、音楽集団が古典から現代まで幅広い音楽で構成される抜里歌謡をお囃子で担い、音楽劇のように進行する。こちらの参加費は1000円(高校生以下無料)となっている。

作家15組の作品発表のほか“文化祭”も

また、アーティストユニット力五山(加藤力、渡辺五大、山崎真一)が大井川の右岸と左岸にて呼応する作品を展開する。

このほかの参加作家は、ii(アイアイ)・形狩りの衆・木村健世・小鷹拓郎・小山真徳・さとうりさ・しでかすなかまたち・杉原信幸×中村綾花・TAKAGI KAORU・夏池篤+山本直・ヒデミニシダ・ゆるかわふう+原正彦。


さらに、会期にあわせ、街中で文化芸術に触れる機会をつくろうと、様々な団体や市民が多彩なプログラムを主催する『「アートプラット/大井川」~ぼくらのまちじゅう文化祭~』も行われ、大根そばの提供や和太鼓体験など、公式イベントと併せ50のプログラムが実施される。

詳細は公式サイトにて確認を。

「UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川2022」を訪れ、大井川の雄大な景色とアートを堪能してみては。

芸術祭公式サイト:http://unmanned.jp/

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