べッ甲イソガイは、べっ甲職人・磯貝剛氏を中心とした、べっ甲の活用方法を実験・拡張するプロジェクト「STRANGE BECCO」を発足。2月23日(水)~3月1日(火)の期間、松屋銀座7階にて、第一弾となるポップアップイベント「Strange Becco has come」を開催している。
べっ甲の伝統技術と実験的な取り組み
べッ甲イソガイは、江戸末期のべっ甲工房「伊勢元」にルーツをもつ老舗べっ甲メーカー。亀戸と浅草に店舗を構え、伝統的なかんざしからネックレス、名刺入れまで、現代の生活に寄り添うアイテムを中心に販売している。
時代と同期するリアルなニーズと、脈々と受け継がれてきたべっ甲の伝統技術を組み合わせて活動してきたべッ甲イソガイ。べっ甲産業は、現在、原料の総量に限りがあり、貴重な素材を生かしながら技術伝承を行う必要がある。だからこそ“前例のないものや、普段べっ甲で作る必要のないものを創ってみる”という発想を基点に実験と拡張を行い、外部クリエイターとのコラボも実施していきたいと考えた。
同社代表でべっ甲クリエーターでもある磯貝剛氏は、アクセサリーや生活雑貨のデザインを考え、他素材とのコラボレーションにも意欲的に取り組み、商品のシリーズ化を提案し高い評価を得ている。「STRANGE BECCO」では、定期的に作品の展示やPRを行いながら、外部クリエイターとのコラボレーションを積極的に行っていく。
これまでにないべっ甲の在り方を提案
今回のポップアップストアでは、従来型のべっ甲商品やアプローチとは異なり、思わず目を疑うような、これまでにないべっ甲の在り方を提案。
光にかざすと気付くその美しさをワークスペースに持ち込める「bekko pen cap」132,000円(税込)や、
思わず目に留まる“パンの袋留め”「bekko bag closure」13,200円(税込)、
伸びも縮みもしない、この企画ならではの輪べっ甲「bekko rubber band」11,000円(税込)といったオーダー商品が並ぶ。
「STRANGE BECCO」の公式Instagramアカウントでは、このほかにも店頭展示商品が紹介されているのでチェックしてみて。そして、店頭で実物を手に取って、べっ甲の伝統技術と実験的な取り組みを、二度見、三度見して楽しもう。
ベッ甲イソガイ公式サイト:https://bekko-isogai.jp/
STRANGE BECCO公式インスタグラム:https://www.instagram.com/strangebecco/
■松屋銀座
住所:東京都中央区銀座3丁目6-1
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