アイヌ民族文化財団は、「旅するアイヌ展」を東京、名古屋、大阪の会場で開催している。
奥深い魅力と現代に通じるメッセージ
自然界の生きとし生けるもの、すべてに魂が宿ると考えるアイヌ。アイヌ文様に彩られた木彫品や衣装、アイヌ語で演じられる音楽や舞踊。大切に受け継がれてきたアイヌ文化には、奥深い魅力と現代に通じるメッセージがあふれている。
多様性あるアイヌ文化を紹介
「旅するアイヌ展」では、伝統工芸品、信仰、民具、衣装、文様、装身具、芸能、言葉といった多様性あるアイヌ文化を紹介する展示。
「現代アイヌの肖像」写真展、トンコリ演奏体験、展示品を鑑賞しながら楽しめるアイヌ語クイズを用意している。
また、最終日の大阪会場では、令和3年8月に東京オリンピック マラソン・競歩の機会に国内外に向けて広く発信された、アイヌ文化発信パフォーマンス「ウポポ ヤン リムセ ヤン(唄いましょう。踊りましょう。)」を披露。
アイヌの人たちの唄や踊りも楽しんで。また、観覧は無料だ。
「旅するアイヌ展」へ訪れ、触れるほど新しい発見があるアイヌ文化の世界へ旅してみては。
【場所・日時】
■東京会場
3月2日(水)10:00~17:00 JR東京駅構内地下1階改札内 イベントスペース「スクエアゼロ」
3月4日(金)~6日(日)10:00~17:00 羽田空港第1ターミナル2階「マーケットプレイス」
■名古屋会場
3月8日(火)10:00~17:00 JR名古屋駅イベントスペース
■大阪会場
3月12日(土)10:00~17:00 伊丹空港南ターミナル1階 ANAチェックインカウンター前
3月19日(土)11:00~18:00 グランフロント大阪北館1階 ナレッジプラザ
旅するアイヌ展:https://www.ff-ainu.or.jp/event/direct/202203_ainu_tabisuru/
※今後の新型コロナウイルス感染症の状況によっては、開催内容を変更・中止する場合があります。あらかじめご了承ください。