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身体の不自由な人への服のお直しをする日本初のオンラインサービス「キヤスク」が登場

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コワードローブは、「着たい服を着る日常を、すべての人に。」をスローガンに、障害・病気・怪我など様々な理由で「服の選択肢の少なさ」に悩む人が、身体の不自由に合わせて「既製服を着やすくするお直し」を気軽に、気やすく依頼できる、日本初のオンラインサービス『キヤスク』を3月1日(火)より開始した。

聴覚障害者の同僚と知り合ったことがきっかけ

2018年春、当時ユニクロに在籍していたコワードローブ代表の前田氏は、聴覚障害者の同僚と知り合ったことをきっかけに、障害者の服事情をきちんと知りたいと考え、当事者へのヒアリングを開始。2020年までの3年間で800人にヒアリングを行い、障害種別や年齢や性別などに関わらず、多くの人が自分の好みではなく“着やすいかどうか”を優先して服を選ばざるを得ない「服の選択肢の少なさ」に悩んでいることを知る。

たくさんの服を着やすくできるサービスに

同氏は、自分に何かできることはないかとの想いから、着やすい既製服の情報を発信するメディア運営をまず始めたが、「服の選択肢の少なさ」に悩む人が、健常者と同じように自分の好みの服を自由に選んで着て心豊かに毎日を過ごせる世の中にするためには、もっと本質的な解決策が必要であると感じ、「先に自分の好みで選んだ既製服を、後で着やすくお直しできるサービス」を作ろうと決意した。

単一ブランドではなくあらゆるブランドを対象に、たくさんの服を着やすくできるサービスにしたいと考え、2021年1月、独立して準備に着手。

『キヤスク』のビジネスプランは、2021年11月にノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏がサポートする「ユヌス&ユー ソーシャルビジネスデザインコンテスト」でグランプリを獲得した。

一般的なお直しにはない特徴あるメニュー


『キヤスク』では、腕が曲がりにくい人などにおすすめの「Tシャツの前開き」1,650円、手先が不自由な人などにおすすめの「シャツのボタン留めをマジックテープ留めに変更」1,980円、車いすユーザーなどにおすすめの「パンツの褥瘡対策をする」4,400円など、一般的なお直しサービスでは簡単に受けてもらえないメニューを手頃な料金で多数用意している。

利用方法は、直したい服を準備してサイトにアクセスし、依頼したいお直しを選択。担当キャストとサイト内個別コミュニケーションルームで詳細を打ち合わせし、服をキャスト宅に配送するという流れだ。

お直しスタッフは「キャスト」と命名

『キヤスク』では、お直しスタッフを“お客様一人一人に優しく寄り添うキヤスクのサービス・キヤスクの世界観をまさに体現する役割を担ってほしい”という意味を込めて、また「キヤスクの人=キヤスト」という言葉遊びにも掛けて「キャスト」と呼んでいる。キャスト全員が、「肢体不自由児の親として、自分の子のために独学で習得したお直し技術を、昔の自分と同じように困っている人に提供したい」など、それぞれの熱い思いを胸に参加している。

『キヤスク』の公式サイトではデジタルカタログも公開しているので、より詳しく知りたい人はチェックしてみて。

キヤスク公式サイト:https://kiyasuku.com/

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