西日本で唯一シロイルカを見られる「しまね海洋館AQUAS」では、この春プロジェクションマッピングを導入。
“光降るアクアス”をテーマに、来館者の心に残る体験を届けるプロジェクトを企画。3月16日(水)からスタートする。
古来より神話の舞台として知られる島根
同企画の空間を演出するのは、ベルベッタ・デザイン代表・空間デザイナーの長谷川喜美氏。光や音を用いた空間演出を得意としているという。
同氏が演出する“光降るアクアス”は、古来より神話の舞台として語り継がれてきた島根という立地と魅力を活かし、その舞台であり神々が集う海を、より神秘的に美しく感じとり楽しんでもらえる空間を目指したそう。
「海×神話」を全体のキーワードとして、海の生き物たちの生態を見る・知るだけでなく、生き物たちをきっかけに、島根の文化や魅力、地球環境へと意識が広がって行く、「しまね海洋館AQUAS」だけの特別な体験を届ける。
展示されている生き物を神話の世界とリンク
各エリアでは、展示されている生き物を神話の世界とリンクさせ、光をふんだんに使った幻想的な空間が演出される。
来館者が美しい海の世界を、ひとつのストーリーの中で楽しみながら知り、その世界の中にいるかのような体験によって、自然の美しさを身近に感じることができるようになっている。
各エリアの特徴
クラゲコーナー「輝く宝玉たち」では、島根県は古くから宝玉(宝石)の一大生産地として知られていることにフォーカスし、宝玉のように煌めくクラゲたちを色鮮やかに表現。美しく幻想的な空間が演出される。
「神話の海」エリアでは、古代神話にも登場するサメが登場。サメは、アクアスの建築デザインにも採用されており、島根と縁の深い生き物だという。
また、大水槽の生き物たちが、波や雲の間を泳ぐ幻想的な姿を映像で表現。映像の上を歩いてみると、神話に出てくるかわいい動物も登場する。
シロイルカパフォーマンスエリア「神々の光降る海」では、神々しく降り注ぐ光からシロイルカの住む北極海まで、迫力のある大型映像に包み込まれる幻想的な体験ができる。
海の生き物たちやバブルリングの演出で、シロイルカパフォーマンスを盛り上げる。美しい島根の夕陽や北極のオーロラを表現した幻想的な演出も見どころだ。
この機会に、神話から拡がる美しい海の世界を堪能してみては。
■しまね海洋館AQUAS(島根県立しまね海洋館、愛称アクアス)
所在地:島根県浜田市久代町1117-2
入館料:大人1,550円、小・中・高校生500円(通常料金)、未就学児無料
休館日:毎週火曜日(祝日の場合はその翌日)、ただし春休み・ゴールデンウィーク・夏休み・年末年始は休まず開館。詳細は問い合わせを。
「しまね海洋館AQUAS」公式サイト:https://aquas.or.jp/