東京都神津島村は、特産品の販売や観光案内、島の紹介などを行う「星空保護区 神津島フェア2022」を、3月18日(金)・19日(土)に有楽町駅前広場にて開催する。
都心から好アクセスな離島
神津島は、富士箱根伊豆国立公園に指定されている、周囲約22km、面積18.58平方kmの東京都の離島。飛行機では約45分、高速ジェット船では約3時間45分で到着する都心から好アクセスな離島でありながら、非日常的な体験を満喫できるリゾート地だ。
日本で2番目、東京都では初めて「星空保護区」に認定されており、夜になると都心の夜空では出会うことができない数多の星が輝く“東京の星降る島”と呼ばれている。
東京で唯一認定された「星空保護区」
「星空保護区認定制度」とは、光害の影響のない、暗く美しい夜空を保護・保存するための優れた取り組みを称える国際認定制度。2001年に国際ダークスカイ協会が活動を始め、これまでに世界各地で累計100,000平方km以上の夜空を保護している。単に“星がきれいに見える場所”ではなく、光害から夜を守ることを目的としているため、光害対策をして暗さが基準値に達しているかなどが認定の条件となる。
神津島は夜になると島全体が暗闇に覆われ、明るく澄んだ満点の星空を楽しめる。島民ガイドの解説を聞きながら、まさに天然のプラネタリウムにいるような星空観賞ができる「星空ツアー」も、定期的に開催している。
アクティビティや海鮮グルメも充実
神津島は、絶景トレッキングやシュノーケリングなどを楽しめるアクティビティも多数。肉厚で甘い高級イカ「アカイカ」をはじめとする海鮮グルメも豊富な“穴場リゾート地”だ。
「ありま展望台」は、前浜海岸と天上山が眺望できる絶景スポット。高さ10mほどの白い「ジュリアの十字架」があることでも知られている。
絶景トレッキングを楽しめる「天上山」は、山頂部には1年を通して伊豆諸島の固有種を始めとする花々が咲き、「花の百名山」にも選ばれた場所。山頂からは神津島の美しい海を一望することができ、黒潮の大展望台として「新東京百景」にも選出されている。身軽に登れる山なので、女性はもちろん、島の山ならではの絶景を求めて訪れる人から人気だ。
全長約500mの木造遊歩道「赤崎遊歩道」は、展望台から伊豆諸島北部の島々や富士山、南アルプスなどを望むことができる。自然の入り江を生かした海水浴場は、ハマフエフキなどの魚も多く、シュノーケルやダイビングを楽しむスポットになっている。
この機会に「星空保護区 神津島フェア2022」を訪れ、神津島の魅力に触れてみては。
■「星空保護区 神津島フェア2022」概要
日時:3月18日(金)11:00~19:00
3月19日(土)11:00~17:00
※同イベントは、十分な感染症対策を講じて実施する。
※感染状況によっては中止する場合がある。中止となった場合、神津島村役場オフィシャルサイトにて告知する。
神津島村役場オフィシャルサイト:https://vill.kouzushima.tokyo.jp/