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町田市立国際版画美術館で、浮世絵の戯画や風刺画、大津絵など約140点を展示

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町田市立国際版画美術館で、企画展「吉例浮世絵大公開!江戸の滑稽 ―幕末風刺画と大津絵―~田河水泡コレクションを中心に~」を3月12日(土)~4月10日(日)の期間、開催している。

浮世絵など約140点を展示

浮世絵には屈託のない笑いから福徳への願い、世の中への不安や不満まで、人々の感情がユーモラスに描き表されたものが数多くある。

同展では、漫画『のらくろ』の作者・田河水泡(たがわ・すいほう、1899-1989)が収集したコレクションを中心に、同館が収蔵する浮世絵の戯画や風刺画、大津絵など約140点を展示。

展示は、記事上部の“歌川国芳「人をばかにした人だ」弘化4年(1847)頃、大判錦絵”や、


“一恵斎芳幾「朝比奈ねむけざまし」慶応4年(1868)、大判錦絵3枚続”、


“歌川国芳「荷宝蔵壁のむだ書」嘉永元年(1848)頃、大判錦絵”などとなっている。

東京都町田市について

人口約43万人、東京都の南部に位置し、都心から電車で30分程度の場所にある町田市。町田駅周辺は大型商業施設が立ち並び、古くから栄えてきた商店街も健在。駅から少し離れると、里山の風景、緑いっぱいの公園、地場野菜を作る農地など、自然も多くある。街の便利さと自然のどちらも味わえるまちだ。

幕末から明治にわたる激動の時代に、世相を描かずにはいられなかった無数の絵師たちの滑稽表現と、それを享受した民衆の本音を読み解いてみよう。

■吉例浮世絵大公開!江戸の滑稽 ―幕末風刺画と大津絵―~田河水泡コレクションを中心に~
会場:町田市立国際版画美術館 企画展示室1、2
開館時間:平日 午前10時~午後5時(入場は午後4時半まで)、土日祝 午前10時~午後5時半(入場は午後5時まで)
休館日:月曜日、3月22日(火)、ただし3月21日(月)は祝日のため開館
観覧料:一般800(600)円、大・高生400(300)円、小・中学生以下は無料、()内は20名以上の団体料金。シルバーデー3月23日(水)は65歳以上入場無料

町田市立国際版画美術館公式サイト:http://hanga-museum.jp/

※営業状況が記事の掲載時と異なる場合があります。ご利用時には公式HPなどで最新情報のご確認をお願いします。

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