都市テクノは、東京都文京区根津エリアに、地域コミュニティの活性化を目的とした“まちの学び舎”として機能する飲食店「ねづくりや」を、3月30日(水)にオープンする。
根津の温かさや活力を未来へ受け継ぐ
“谷根千”と呼ばれて親しまれる東京の下町エリアの一角である、根津。
古き良き街並みに人々の暮らしが息づいて、ビジターにも愛される場所でありながら、店主の高齢化や後継者問題によって商店や食堂の閉店が相次ぎ、長年育んできた歴史や文化、人々の絆が途切れようとしている。
そんな街の温かさや活力を受け継ぎながら未来へと、掛け替えのないバトンをパスしていくため、この度「ねづくりや」が、根津の代表する商店街であった根津観音通りにオープンすることとなった。
コンセプトは“まちの学び舎”
「ねづくりや」では“まちの学び舎”をコンセプトとして、土地に根差した記憶や人々が培ってきた営み、未来のありたい姿を学び合うコンテンツを地域の人々と共創しながら、「飲食・物販・イベント」という3本の柱を持ち店舗を運営する。
また「ねづくりや」は、都市テクノが「空き地、空き家、空きまちの再生プロジェクト」として武蔵野美術大学と推進する産学共同プロジェクトの実践店舗としても運用。
実際にこの場所に住んでいた武蔵野美術大学院の建築学科生を運営の中心メンバーとして、グループ会社であるライブライフにて採用し、オーナーと直接話し合いながら自ら内装工事を手掛けた。
食事販売&健康管理システム導入
さらに「ねづくりや」では、同地域で長く親しまれていた惣菜屋の味を料理として再現した、根津ごはん「一二三小鉢3品」¥700や、
「朝ごはんプレート(平日)」¥500、
「昼ごはんプレート(土日祝)」¥1000、
「本日のケーキ(パウンドケーキ or ガトーショコラ)セット(コーヒーor紅茶orソフトドリンク付)」¥700を販売予定。
地域の高齢者との繋がりを深めるために、MBTリンクとIoTを活用したオリジナル健康管理システム「MBTLinkヘルスケアサービス」も導入し、食事で健康管理や改善を行うことで、少子高齢社会を快適に暮らせるまちづくりの実現を一緒に目指す。
対話の生まれる街のよろず屋に
そのほか、根津観音通りは車の往来が少ない路地だからこそ、子どもたちが安心して集える場になるよう駄菓子を用意したり、根津の温かくて賑やかな記憶を未来へ受け継いでいくイベントを“まちの学び舎”として開催したりする予定も。
人と人の繋がりを紡ぎながら、人と街の繋がりを編みながら、地域が抱える課題に寄り添いながら、解決に取り組む「ねづくりや」に注目だ。
■ねづくりや
住所:東京都文京区根津2丁目22−10
営業時間:8:00~22:00
URL:https://nezukuriya.com