センサー、RFIDアンテナ開発の「システムジャパン」は、東京大学工学系研究科IoTメディアラボラトリーと共同で、オン・オフラインの授業・講義内容の理解を深化させる「がってんボタン」を発表した。
理解をより深く眠くならない授業
「がってんボタン」は、参加者側アプリからボタンの状態『ボタン押下・学生証・近接センサー』をリアルタイムにホスト側アプリへ通知できるガジェット。
東京大学工学系研究科IoTメディアラボラトリーの西和彦先生、山岡成光先生より、ウェブ授業などにおいて、漫然と聞かせているより、受講者側にも何らかのアクションを起こさせた方が、理解度が高まるという他所での実験結果があり、このような機器があればウけるのではないかとの示唆を受け、同製品が製作された。
学校に関する知見、ニーズなどが可能な限り盛り込まれた、“理解をより深く。眠くならない授業!”を実現するという。
近接センサーでいるかいないかを感知
「がってんボタン」は、ホスト側アプリからボタンのLEDを点灯・消灯させることが可能だ。
また、内蔵のRFIDリーダーにより、学生証を識別。さらに内蔵の近接センサーで、ボタン付近にいるかいないかを感知することができる。
授業への集中度が高まり理解度が向上
同製品は、オンラインはもちろん、オフラインでも利用できるのがポイント。ホストとなる教師側で、誰が押したか、誰が早く押したかなどがわかるので、多彩な利用が期待されている。
また、生徒側も、押すというアクションが前提となっているため、漫然と聞き流すのではなく、授業への集中度が高まり、理解度の向上に資すると考えられている。
同製品は、販売代理店経由で購入できる。オープン価格となるため、気になる人は同社の公式サイトなどで確認を。
「がってんボタン」で、より理解が深まる授業を目指してみては。