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北海道上士幌町に「無印良品の家」設計の企業滞在型交流施設が開業!松浦弥太郎も協力

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北海道上士幌町は、町を訪れる関係人口の増加を主目的として、「無印良品の家」が設計した企業滞在型交流施設「にっぽうの家 上士幌」を建設。4月4日(月)から、4月29日(金)以降の宿泊予約受付を開始している。

中長期滞在を想定した企業向けの宿泊施設

「SDGs未来都市」に選ばれた先進的な都市として知られる上士幌町。自動運転バスやドローン配送のPoC(実証実験)、町の事業者と新たなブランドを作ることを目的として、新しい働き方を実践する人材が多く滞在している。

今回開業する「にっぽうの家 上士幌」は、同町が新たに中長期滞在を想定し企業向けの宿泊施設として整備した公設民営の施設。都市部の関係人口だけでなく、周辺地域とのつながりや上士幌町の活性化にも役割を担うことが期待されている。

コンセプト設計に松浦弥太郎氏が参画


運営は、スパイスボックスのクリエイティブチーム「Jardin」が担当し、コンセプト設計や愛称をクリエイティブ・ディレクターの松浦弥太郎氏と制作。先進的な取り組みや働き方を実践する、上士幌の関係人口や町の人たち。これからの「働く」をテーマに、働くことよって生き方が解放されていく様子を伝えていく。同施設は、そんなユニークな人たちが集まる上士幌の発信基地であり、町のコミュニティと関係人口を結ぶ拠点として機能する。

北海道初進出となる無印良品の家が設計


設計は、北海道初進出となる「無印良品の家」が担当。断熱材やサッシの仕様変更などにより寒冷地仕様にアップデートされた「窓の家」を採用した。

ほぼ全ての家具・家電は「無印良品」によって用意され、空間デザインも同社のインテリアアドバイザーが担当。施設のユニフォームはスタイリスト・釘宮一彰氏と、吉祥寺を中心に古着屋を展開する「ドラセナ」の坂本昂大氏がプロデュースしており、新たに衣服製造を行うのではなく、サスティナブルの本質を捉え、既存の“古着”をユニフォームとして採用することを選択した。「ドラセナ」は、今回の施設コンセプトに共鳴し、今後施設でのPOP UPの実施や施設の庭を使ったフリーマーケットなどを実施していく予定だ。

地元事業者とのマルシェも開催

プレオープン期間である4月9日(土)・10日(日)、29日(金)〜5月1日(日)は、地元飲食店が中心となって「上士幌マルシェ 」を開催。上士幌の新名物を目指すタコスやコーヒーの販売、ビアガーデンを行い、地元農作物も販売する。マルシェは今後も定期的に開催予定で、向かいの「道の駅 かみしほろ」と同施設間での相乗効果も目指す。

家主である「Jardin」の吉田大氏によると、この家では今日という日を忘れないために、様々な人がそれぞれの思ったことをにっぽうを書き、上士幌の日々のよろこびを発信するのが基本なのだそう。「にっぽうの家 上士幌」に滞在して、忘れたくない想いを書き留めてみては。

にっぽうの家 公式サイト:https://kamishihoro.today/

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