有楽製菓は、路面電車を運営する札幌市交通事業振興公社と共同で、札幌市路面電車「白いブラックサンダー号」の運行を記念し、出発式を4月5日(火)に市電すすきの臨時停留所で実施した。
地元で製造されていることの認知を広げる
「白いブラックサンダーシリーズ」は2011年に北海道土産として発売開始し、2017年には累計販売本数1億本を突破するなど、発売から10年で北海道土産の新定番として成長してきた。現在では、小型のパウチやばらまきに便利なビッグシェアパックなども発売し、手軽に配りやすいお土産として好評を博している。
しかし、北海道土産として人気の一方で、札幌市民には北海道札幌市の工場で製造されていることがあまり知られていない。そこで、“旅のお土産として親しまれている「白いブラックサンダー」を、地元の札幌市民の人たちにも楽しんでほしい”という思いから、同市民に長年親しまれてきた路面電車のラッピングを実施することとなった。
車体のラッピングに加え車内も装飾
出発式では、「白いブラックサンダー」のラッピングが施された路面電車を初披露。
同車輌は、車体のラッピングだけでなく、つり革や窓など車内も「白いブラックサンダー」の世界観を表現して装飾している。
また、「白いブラックサンダー」の作り方レシピやプチ情報を掲載したポスターに加え、巨大な「白いブラックサンダー」が天井から吊り下がっているような仕掛けも用意されている。
そして、札幌市交通事業振興公社・藤井透理事長や有楽製菓・河合代表取締役社長が登壇しテープカットが行われた。藤井氏は「外観にインパクトがあることはもちろん、社内も白いブラックサンダーの魅力であふれている。今後運行していく中で多くの札幌市民、及び観光客の方に楽しんでいただきたい。」とコメント。
河合氏は「北海道を代表するお土産になりたいという思いから白いブラックサンダーを継続し発売を続けてきた。まだまだ札幌厚別で作られていることが認知されていない。市電を走らせることでより身近に感じていただき、白いブラックサンダーをより楽しんでいただきたい。」と電車の運行に向け意気込みを語った。
「白いブラックサンダー号」実施概要
同車両は、4月5日(火)~2023年3月31日(金)の期間に運行。
区間は、西4丁目、狸小路、すすきの、東本願寺前、山鼻9条、中島公園通、行啓通、静修学園前、山鼻19条、幌南小学校前、東屯田通、石山通、中央図書館前、電車事業所前、ロープウェイ入口、西線16条、西線14条、西線11条、西線9条旭山公園通・西線6条、西15丁目、中央区役所前、西8丁目をループ運行する。
札幌の街を走る路面電車「白いブラックサンダー号」に乗って、その世界観を楽しんでみては。