22世紀吉野桜を愛でる会は、奈良「吉野山 奥千本」の令和の献木活動として、西行庵・金峯神社周辺に1000本の吉野桜の植樹をする。それにあたり、個人、各種諸団体、法人からの献木を、5月10日(火)まで受け付けている。
献木にメッセージと名前のプレートを取り付け
今回の献木募集では、献木に協力した人を顕彰するため、献木の証としてメッセージと名前を刻んだプレートを桜の支柱に取り付ける。メッセージは、記念メッセージや自身が詠んだ和歌・俳句・詩、社訓・スローガンなど35文字以内。名前は2名まで。
献木代金は1本50,000円で、個人、各種諸団体、法人いずれも1本〜最大10本の献木が受付可能となっている。
結婚、子どもや孫の誕生、長寿など家族のお祝いの記念や、企業の周年・竣工記念、社会貢献活動の一環として、奥千本に桜の献木をしてみては。詳細や申し込み方法は、公式サイトで確認を。
奥千本を甦らせ未来に繋ぐ
22世紀吉野桜を愛でる会の代表理事・坂本良平氏は、『今からおよそ1300年前、修験道の開祖役行者が、金剛蔵王大権現を感得せされ、修験道の御本尊の姿としてヤマザクラの木に刻まれました。以来吉野山では桜をご神木として大切にし、多くの人の手で植えられ守られてきました。しかし、時代の変化とともに「奥千本の桜」は、吉野杉・吉野桧に植え替えられ、さらにはたび重なる自然災害も相まって、「奥千本」とは名ばかりの状況となりました。
そこで、22世紀吉野桜を愛でる会では、平成23年から奥千本再生のための桜の植樹を開始し、平成26年(平成の献木)には、多くの方々のご献木により、奥千本に「千本桜」が甦ってまいりました。この度、更なる再生を願い「令和の献木」を実施させていただきます。一目千本と言われた吉野の光景が奥千本に甦り、世界に誇る文化的遺産を生きた姿で、22世紀に引き継ぐことに寄与できればと願っております。』とコメントしている。
献木をして、吉野の奥千本を未来に繋ぐことに協力してみては。
22世紀吉野桜を愛でる会HP:https://yoshinozakura.com/