日本介助犬協会に認定を受けた介助犬ペアが、5月10日(火)に新たな介助犬認定報告と補助犬(盲導犬、聴導犬、介助犬)への普及啓発のため、郡和子仙台市長の元へ表敬訪問した。
宮城県内の介助犬ペアは1組のみ
介助犬は、手足の不自由な人の手助けをする犬であり、落としたものを拾う、靴や靴下を脱がせる、携帯電話を持ってくるなど、肢体不自由者の手足の代わりになる作業を行い、サポートをしてくれる存在だ。
宮城県では2月下旬に認定された、我妻進之氏&オンの1ペアしかいないのが現状だという。
6月に東北キャラバンを企画
今回の表敬訪問には、認定を受けた我妻進之氏&オンと、同氏の1頭目の介助犬であったグレープが訪問。グレープは既に引退し、同氏の家に引き取られているという。
仙台市議会議員の郷古正太郎氏が場のセッティングをし、仙台市で介助犬の存在を知ってもらう時間となった。
2021年10月時点で全国でも57頭と頭数が少ない介助犬の背景には、介助犬に対する認知度不足も一因として挙げられるという。介助犬オンを育成した日本介助犬協会では、東北地方での介助犬啓発として、6月に東北キャラバンを企画しているとのこと。
日本介助犬協会のホームページをチェックし、介助犬の現状について学んでみては。
日本介助犬協会:https://s-dog.jp/
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