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「弥生人のそっくりさん」初代グランプリ決定で盛り上がる鳥取県の最旬情報をチェック

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「青谷弥生人(あおややよいじん)」のそっくりさん初代グランプリの決定で注目を集める鳥取県。イベントの模様や鳥取県の最旬情報をチェックしていこう。

「青谷弥生人」そっくりさん初代グランプリが決定!


5月28日(土)に、鳥取県の鳥取市青谷町農林漁業者トレーニングセンターで「青谷弥生人そっくりさんグランプリ」が開催された。


鳥取市青谷町にある青谷上寺地遺跡(あおやかみじちいせき)では、2000年に大量に出土した弥生時代後期(約1800年前)の人骨のうち、3個体の頭蓋骨から国内初となる弥生人の脳が発見された。県は国立科学博物館の監修を受けながら、頭蓋骨の形態やDNAの分析結果をもとに「青谷弥生人」の復顔像を制作。遺伝子情報も反映した弥生人の復顔は全国初の試みで、復元像を公開するとSNSを中心に大きな話題となり、復元された弥生人の名前やそっくりさんの募集を行っていた。


今回、5月28日(土)~29日(日)にかけて、今年1月に選ばれたとっとり弥生の王国の初代国民(そっくりさん入賞者)10名をグランプリ候補として鳥取に招き、青谷上寺地遺跡などを巡る鳥取ツアーを開催。5月28日(土)に一般観覧とオンライン配信のハイブリット式で実施された「青谷弥生人そっくりさんグランプリ」では、候補者がパフォーマンスを披露した。


10名のグランプリ候補者は、1人2分ずつのPR時間を使い、ダンスやギター演奏などそれぞれの特技を活かしたパフォーマンスで会場を沸かせ、審査では見た目の「そっくり度」を審査員が評価。また、観覧者やインターネットでの一般投票も行われた。


そして初代グランプリに輝いたのは、大阪府在住の吉田昌弘さん。PR時間では、営業マンらしく持ち前の話術のみでパフォーマンスを行い、審査員からは、弥生時代や弥生人への理解を深めてグランプリイベントに臨んだ姿勢や、吉田さんを支える家族とのエピソードが評価された。


青谷上寺地遺跡は、弥生時代の歴史を考える上でとても重要な遺跡。2008年に国の史跡に指定され、2019年には、土器、石器、鉄器、木器、骨角器などさまざまな出土品1353点が国の重要文化財に指定された。2023年秋には史跡公園と重要文化財を展示する施設を含むガイダンス棟がオープンする予定だ。

鳥取県の初夏の味覚「大栄西瓜」にも注目


そんな鳥取県では、「大栄西瓜」の出荷が5月29日(日)にスタートしている。


鳥取県は“食のみやこ鳥取県”と呼ばれるほど、一年を通して魚介や果物、お米など美味しい食材の宝庫としても知られている。

「大栄西瓜」は、大山の裾野に広がる黒土や砂地を利用して作られる、甘くてジューシーな味が特徴。今年は3月〜5月にかけて日照時間が長かったため、例年より甘いスイカになっているという。

鳥取にはそのほかにも、琴浦町の黒皮スイカ「がぶりこ」や、湯梨浜町の「とまり美人」など、さまざまなスイカの品種がある。

鳥取県の雄大な自然が育んだ初夏の味覚「大栄西瓜」を、この機会に味わってみては。詳細については、JA全農とっとりの公式サイトをチェック。

JA全農とっとり:https://www.jan-agri.com/

地域の特性を活かしたユニークな取り組みを行う鳥取県に、これからも注目しよう。

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