茶業の活性化を目指すクラフト・ティーは、お茶目なお茶みやげ「Chabacco」の新デザインを伊豆箱根鉄道の3駅に設置した自動販売機で5月27日(金)より発売している。
Chabaccoとは
「Chabacco(ちゃばこ)」は、タバコサイズの箱にタバコを模したスティックタイプの粉末茶を入れたお茶のおみやげ。Chabacco発祥の地である静岡県を中心に、全国60箇所以上の売店や自動販売機で販売されている。また、「Chabacco」は、ショータイムの登録商標だ。
蘭字を模した新デザインのChabacco2種
蘭字を模した新デザインのChabacco2種を、「伊豆箱根鉄道の三島駅(伊豆箱根鉄道改札口横)」「伊豆長岡駅(Yショップ伊豆長岡駅売店前)」「修善寺駅(イズーラ修善寺内)」に設置されたChabacco専用自動販売機にて、販売開始する。
蘭字とは、明治から昭和初期にかけてお茶を輸出する箱(茶箱)に貼られていたラベルの総称のこと。当時、輸出量の急増によって茶業は大変盛んになっていた。蘭字は、その華やかなお茶の歴史を象徴するものだ。2種類のデザインを見てみよう
「デザイン1」の表面は、富士山を背景にした、大井川流域に広がる川根本町内の茶畑、裏面は南アルプスユネスコエコパークでもある川根本町の山間に咲くアカヤシオツツジの花をあしらった。
「デザイン2」の表面は、静岡県を象徴する富士山と茶畑の風景をあしらったカップ、裏面は、静岡の象徴する富士山を背景にした、静岡のお茶を象徴する茶摘み娘をあしらった。
内容は、粉末緑茶(静岡茶)1g×8本で価格は1箱600円(税込)。
デザインに込めた想いと今後の展開
お茶産業の活性化を目指すクラフト・ティーは、蘭字を模したこの新しい「Chabacco」のデザインに、お茶産業の急成長を再度実現したいという思いを込めた。
デザインには、同社が本社を構える静岡県屈指の茶産地「川根本町」の風景等をあしらっている。日本人観光客だけでなく、これから増加するであろう海外からの観光客にも静岡茶を親しんでもらえるよう、蘭字を模したデザインの同商品の販売を開始する。
「Chabacco×蘭字」でお茶産業を盛り上げていくために、今後、蘭字のデザインを模した同商品の種類を増やし、販売場所も増やしていく予定だという。
伊豆箱根鉄道の3駅に設置した自動販売機で販売される、蘭字を模した新デザインの「Chabacco」をチェックしてみて。
クラフト・ティー公式サイト:https://crafttea.co.jp/