日本経済大学は、4月にオーストラリアのタスマニア大学と「留学派遣協定」を締結した。タスマニア大学とは同協定を皮切りに、英語の語学研修やグローバルな視点での学生の学びを推進するコラボレーション企画など多面的な交流・協力を進めていくという。
タスマニア大学について
タスマニア大学は、タスマニア州の州都ホバートにメインキャンパスを構える国立大学で、THEやQS世界大学ランキングなどで上位に位置するオーストラリア最高峰の大学の1つ。設立は1890年で、現在は約3万8,000人の学生が在籍している。学部はビジネスや教育学、看護学・医学、法学の他、環境学や南極学といった自然環境に基づいたコースや科目が多いのが特徴だ。タスマニアは「地球上で最も空気がピュアな島」と言われており、自然豊かな原生地域は世界遺産にも指定されている。またタスマニア大学の海洋、南極海の研究の分野は国際的に認知されており、地球温暖化のような問題を解決するためのさまざまな研究を世界中の専門機関や教育機関、そして政府など公的な機関と連携して行っている。
タスマニア大学への留学が可能に
日本経済大学は、建学の精神「個性の伸展による人生練磨」に則り、世界が求めるグローバル人材を輩出するため、世界30の国・地域の約90校(都築学園グループ海外協定校数)と留学制度を締結している。この度のタスマニア大学との協定締結により、時差の問題がないオーストラリアにおけるオンライン語学留学をはじめとし、同学が来年度新設予定の“SDGs・環境ビジネスコース”など親和性の高い分野で学びのコラボレーション・アクティビティの展開も期待しているという。また渡航が実現する際にはタスマニア大学への留学が可能になる。
同大学は今後もグローバルな視点で世界各国の学校と提携を結び、ニューノーマルな時代に対応できる“真の国際人”の育成に取り組んでいくそうだ。
日本経済大学について
日本経済大学(都築学園グループ/都築育英学園)は、「個性の伸展による人生練磨」を建学の精神とし1956年に設立。2018年に開学50周年を迎えた日本経済大学は経済・経営の実学に特化した2学部6学科17の専門コースを持つ日本有数の留学生を抱える国際色豊かな大学だ。
タスマニア大学と「留学派遣協定」を締結した日本経済大学のこれからにも注目してみては。