兵庫県丹波篠山市にて、体験観光・移住促進ツアー「里山暮らし5日間～ 地域イノベーションの最前線」が、8月・11月に開催される。

交流人口の増加・体験型観光の促進を図る

この度開催の「里山暮らし5日間～ 地域イノベーションの最前線」は、『観光を通した、まちづくり事業』の一環としてこれまで2回実施し好評を博している『里山暮らし5日間』の令和4年度版。

パンデミック以降の観光において強く意識されているのは『訪れる人と地域の人がお互いに敬意を払いながら、双方の交流につながるような旅』であり、地域と観光客が双方向に学びや活力を得ることで、より純度の高い交流人口の増加、及び体験型観光の促進を図ることを目的としている。

テーマは「地域イノベーションの最前線」

3回目となる今回は「地域イノベーションの最前線」をテーマに、丹波篠山における地域のまちづくり・地域づくりなどの活動について学ぶことをメインテーマとしている。

昨今、丹波篠山では、古民家再生の先駆者・NIPPONIA、里山保全活動を通じた交流プロジェクトなど、地域創生、地域イノベーションの事例がいくつも生まれている。

同ツアーでは、4泊5日という日程で丹波篠山市内の古民家ゲストハウス等に宿泊し、丹波篠山で地域創生に尽力している人々の講義を含めた体験プログラムを通して、地域に根ざした取り組みを続ける人の情熱、そしてその考えに触れられる機会を提供する。

『地域を創る人たち』が講演・対談

体験プログラムの中で講演・対談するのは、宿泊施設「篠山城下町ホテルNIPPONIA」を開業するなど、古民家再生による地域創生を目指す日本のトップランナーの1人である、NOTE代表取締役社長の藤原岳史氏、

かつて江戸時代に参勤交代の宿場町だった町・福住で「ITとクラフトアートで外貨を稼げる田舎まち」を掲げ、地域コーディネートに取り組む、Local PR Plan代表の安達鷹矢氏、

古市地区にある約1haの農場で年間50品種ほどの野菜やハーブ等を栽培する、吉良農園代表の吉良佳晃氏、

村雲地区の工房で、粉引、灰赫陶、灰釉、氷肌釉、白磁など、幅広い作風で作陶し、自身の手で窯も作る陶芸家・加古勝己氏といった、『地域を創る人たち』だ。

最終日の昼食会には丹波篠山市長が参加予定

同ツアーの第1期は8月4日(木)～8日(月)、第2期は11月3日(木・祝)～7日(月)に開催。8月8日(月)および11月7日(月)は、里山工房くもべにて行われる昼食会に、丹波篠山市長が参加する予定だ。

また、参加費用は1人/¥49,500(税込)で、中学生～大学生、専門学生、留学生を対象とした学割料金は￥29,700(税込)。レンタカー希望者は滞在期間中¥11,000(税込)にて手配可能となっている。

申し込み方法などの詳細は、専用ツアーページにて確認を。

専用ツアーページURL：https://withsasayama.jp/tour_page/satoyamagurashi202

■里山工房くもべ
住所：丹波篠山市西本荘2-1