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伝統の技を現代に!鬼瓦の技術から生まれた「鬼面表札」制作体験イベントが開催

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おいでなせえ社は、埼玉県でも数少ない鬼瓦工房「富岡鬼瓦工房」と共同で、鬼瓦の技術を活用した表札「鬼面表札」を開発した。今回、鬼師の技に触れる「鬼面表札」の制作体験イベントを、7月2日(土)に開催する。

鬼瓦と鬼師について


「鬼瓦」は、建物の先端に配される飾りとして、古くから社寺、仏閣、民家の屋根先に取り付けられ、厄災除けの役割を果たしてきた。

その文化と技術は白鳳、天平時代に渡来したと言われ、江戸時代に入り、宮大工集団の彫刻技術と鬼瓦づくりの技法が融合して現在の鬼瓦に繋がる流派が生まれた。鬼瓦づくりの技術を継承している技術者は「鬼師(鬼板師)」と呼ばれ、現在は全国でわずか80人ほどしかいない。

大きな反響を呼んだ「鬼面表札」と「アマビエ表札」

同社ではこれまで、埼玉県伝統工芸士に認定された鬼師の工房である「富岡鬼瓦工房」と、伝統の技を現代の生活様式にもマッチする形にアレンジするため、共同で商品開発を行ってきた。


その結果誕生した「鬼面表札」、


「アマビエ表札」は、全国ネットのテレビ番組でも取り上げられるなど、大きな反響を呼んでいる。

制作体験イベントが復活


今回の制作体験イベントは、「富岡鬼瓦工房」の鬼師立ち合いのもと、参加者が手彫りで「鬼面表札」「アマビエ表札」を造るワークショップだ。

同イベントは2021年より不定期開催されていたもので、参加者の満足度が大変高いものだったが、新型コロナウイルス感染症による外出自粛の影響もあり、しばらく休止していた。このたび、「鬼面表札」の魅力が各種メディアで取り上げられるなど、制作体験に関する問い合わせが増えたため、再度イベントを復活することとなった。

申し込みは、おいでなせえ社の公式サイトより受付中。

未だ感染症や戦争が世界をおびやかす世の中が続くが、自身の名前や屋号が手彫りで印字されたオリジナル表札は迫力満点。自宅はもちろん、会社や店など、さまざまな場所にオススメだ。この世で一枚の表札を作り、その力で大切なひとを護ってみては。

■「鬼面・アマビエ表札」制作体験
募集人数:15名 ※最少催行人数5名
体験料金:11,000円(税込)
体験場所:埼玉伝統工芸会館 (埼玉県比企郡小川町小川1220)
イベント詳細:https://ogakuru.jp/introduce/tomiokaonigawarakoubou

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