viviONは、その地でしか聞くことのできない魅力的な音の風景を全国へ発信する地域応援プロジェクト『EMOCAL』の第10弾として、山口県宇部市から「お茶を釜炒りする音」と「研磨盤で石を削る音」の2つのASMR動画を公開中だ。
宇部市の名産品が生まれる場でひびく音の風景
ZOWAのオリジナルレーベル・CatchyStuckが手掛ける『EMOCAL』は、各地の音の風景を用いたASMR動画を通して、その地域の魅力を全国に発信していく地域応援プロジェクトだ。
これまでに、群馬県渋川伊香保温泉、石川県能登町、新潟県佐渡市、島根県安芸市、愛媛県松山市、静岡県静岡市、神奈川県小田原市、埼玉県秩父郡、鹿児島県指宿市の魅力が届けられてきた。
同プロジェクト第10弾として、山口県宇部市にまつわる動画が新たに公開された。
山口茶業の「お茶を釜炒りする音」
宇部市の特産品のひとつ「小野茶」。「小野茶」が育つ土壌は痩せこけた土質だが、これが茶葉に深いコクと甘みをもたらし、この土地ならではの味わいを生みだすという。
摘んだばかりの茶葉を鉄製の釜に直接入れ、350℃~400℃でかき混ぜながら炒ることで、まろやかで優しい風味の茶に仕上がるそう。
「お茶を釜炒りする音」では、山口茶業の協力のもと、茶を釜炒りする音を公開。実際の釜炒りは茶葉の様子を見ながら数分だけ行われるが、環境音ASMRとし楽しみやすいよう、約1時間の動画に仕立てられている。
赤間硯の里の「研磨盤で石を削る音」
もう1本の動画は、赤間硯の里の「研磨盤で石を削る音」。赤間硯は、山口県の宇部市と下関市のみで作られている硯で、1191年に鎌倉の鶴岡八幡宮に奉納されたと言われている。
材料の赤間石は県内で産出されたもので、他の硯石と比べきめが細かく、墨を磨ると延びの良い墨液ができることから、高い実用性を持つという。
加えて、細工をしても欠けにくいことから立体的な彫刻が可能で、熟練の匠の技が硯面に表現された細工硯も魅力のひとつ。1976年には、国指定伝統的工芸品に選ばれている。
「研磨盤で石を削る音」では、赤間硯の里を訪問し、研磨盤で赤間石を平らに削る際の音を収録したという。
Twitterキャンペーンを開催中
『EMOCAL』第10弾の動画公開を記念して、宇部産の米粉を使って焼き上げられた菓子『宇部サブレ(10個入り)』が抽選で5名にプレゼントしてもらえるTwitterキャンペーンを開催中だ。期間は6月17日(金)~24日(金)。詳細は、『EMOCAL』公式Twitterで確認しよう。
また、同動画は、ZOWAをはじめ、YouTubeなど各種動画サービス上で視聴できる。優れたものの背景にある、あなたの知らない音の風景を体験してみては。
■「お茶を釜炒りする音」動画
ZOWA版:https://zowa.app/play/21040
YouTube版:https://youtu.be/ndo3vryv2UA
■「研磨盤で石を削る音」動画
ZOWA版:https://zowa.app/play/21041
YouTube版:https://youtu.be/_i9ubptskEA
『EMOCAL』公式Twitter:https://twitter.com/CatchyStuck