総合食品容器メーカー「エフピコチューパ」が、SGDsの達成に向けてプラスチックの削減を視野した紙素材の新商品「紙ベジトレーシリーズ」を、6月27日(月)より発売中だ。
紙製のフルーツトレーを開発
環境問題の高まりとともに、「自社工場でのプラスチックリサイクル」「紙製品の拡大」を行い、持続可能な社会の実現に向け取り組んできた「エフピコ」グループ。
その中でも特に環境意識の高い農産分野において、紙製品要望の高まりを受け、紙製のフルーツトレーを開発するに至った。
既存のフルーツトレーの問題点を改善
開発にあたり、既存のプラスチック製フルーツトレーや紙製のフルーツトレーの問題点を改善。
これにより今回、「脱プラスチック」「幅広い玉サイズへの対応」「省スペース」といった従来の問題を解決する画期的な新商品として、「紙ベジトレーシリーズ」を販売することとなった。
100%のプラスチック削減が可能に
素材に紙を使用し、環境に配慮した「紙ベジトレーシリーズ」は、プラスチック製フルーツトレーからの置き換えで、100%のプラスチック削減が可能。
丸型の果物を挟み込むような構造になっているので、幅広いサイズに適用することができる。
紙製フルーツトレー初の折りたたみ機能
また、コンパクトに折り畳むことができるため、かさばらず省スペースと配送効率向上を実現。折りたたみ機能は紙製フルーツトレーとしては業界初だ。
穴あき部から底部の鮮度確認が可能
さらに、底面の穴あき部により、底部の鮮度確認が可能。印刷適正に優れていることもあり、多彩なデザインに対応でき、産地や企業名の記載と言った別注要望にも応えやすい。
なお同商品は、FSC認証製品。FSC認証とは持続可能な森林活用・保全を目的として誕生した、適切な森林管理を認証する国際的な制度で、認証を受けた森林からの生産品による製品にはFSCロゴマークがつけられる。
プラスチック製フルーツケースを紙ベジトレーに置き換え、脱プラを目指そう!