「巴川製紙所」のセルロースファイバー複合樹脂『グリーンチップ CMF』を使用した、「古田化成」の「Nogakel(ノガケル)」スプーンとフォークが、東急ハンズの一部店舗にて販売開始された。
近年高まっている消費者の環境問題意識
近年、SDGsをはじめとする社会課題への取り組みが加速し、消費者の環境問題への意識も上昇しているという。
2022年4月には、深刻化する海洋プラスチックごみ問題や気候変動問題などへの対応を目的とした「プラスチック資源循環促進法」が施行された。
環境に配慮した製品設計や製造をすることが求められ、コンビニエンスストアや飲食店などで提供されるスプーンやフォーク、ホテルのアメニティなど、使い捨てプラスチック製品の削減や提供方法の見直しも促進している。
<木綿><紫陽花><猫柳>のセットを販売
「古田化成」は、プラスチック削減に貢献できるとして、セルロースファイバーを50%以上配合した『グリーンチップ CMF』を採用し、スプーンとフォーク「Nogakel」を開発した。
これまでギフトショーや百貨店などのイベントに出展されてきたが、現在東急ハンズで<木綿><紫陽花><猫柳>の「スプーン&フォークセット」550円(税込)を販売中だ。
石油由来樹脂の使用量を大きく削減
「巴川製紙所」の『グリーンチップ CMF』は、ポリプロピレン樹脂にセルロースファイバーが配合された環境に配慮した材料。
セルロースファイバーを高配合しているため、石油由来樹脂の使用量を大きく削減できるという。
食洗器の使用も可能
「Nogakel」のスプーン&フォークは、食洗機でも洗え、繰り返し使うことができるのも特徴。
“My”スプーンとフォークを使って、プラスチックごみの削減に貢献しよう!
※グリーンチップ 、GREEN CHIPロゴマーク、グリーンチップ® CMF® は、株式会社巴川製紙所の登録商標です。