7月16日(土)より、移動スーパー「マルトとくし丸8号車」が開業。現在マルトは、福島県いわき市内の小名浜地区・常磐湯本地区・内郷地区・小川・赤井地区・平・鹿島地区、茨城県日立地区を巡回している。
移動スーパー事業で地域の人々をサポート
移動スーパー事業を展開するとくし丸は、買い物難民を支援するため2012年に設立され、2016年5月からはオイシックス・ラ・大地の子会社となり事業を推進してる。
とくし丸本部は地域スーパーと提携し、移動スーパーのノウハウを提供。提携スーパーは個人事業主の販売パートナーと契約し、商品を提供して販売を委託している。
販売パートナーは提携スーパーの商品を選りすぐり、生鮮食品から日用品まで約400品目1200点の商品を冷蔵機能を備えた専用の軽トラックに積み込む。その後、担当エリアを3日に1度の頻度で利用者の自宅前まで訪問し、商品の販売を行う。
提携スーパーは各地の自治体や警察署と見守り協定を結び、利用者に病気の兆候などがあった場合は地域包括センターに連絡をしたり、詐欺被害を防止する啓発活動を行ったりと地域の安全も見守っている。5月末時点で143社のスーパーと提携し、全都道府県で約1,000台が稼働しているという。
買い物を助ける「マルトとくし丸8号車」が開業
「マルトとくし丸8号車」は、月曜日と木曜日に永崎・江名地区、火曜日と金曜日に小名浜地区、水曜日と木曜日に豊間・高久地区の週2回3コースを巡回している。
「車が無くて買い物に行けない」「免許を返納するがその後の買い物が心配」、「足腰が悪くて買い物に行けない」など、買い物難民を救うための活動だ。買い物に困っている、また不便を感じている人の玄関先に一軒ずつ訪問してくれる。
買い物に不安がある人は「マルトとくし丸8号車」をチェックしてみては。