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世界中に落ちている“段ボール”をマッピングできるプラットフォームが公開!

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段ボールアーティスト・島津冬樹氏が“段ボール拾い”を楽しむためのサービス「CARTON PICKER FINDER」を始動した。

段ボールで財布を作るアーティスト

落ちている段ボールから財布を作る活動をしている島津冬樹氏。多摩美術大学卒業後に広告代理店を経てアーティストになった。2009年の大学生在学中、家にあった段ボールで間に合わせの財布を作ったのがきっかけで段ボール財布を作り始める。2018年、自身を追ったドキュメンタリー映画『旅するダンボール』が公開され、各国のフィルムフェスティバルで高い評価を得る。著書として「段ボールはたからもの 偶然のアップサイクル」「段ボール財布の作り方」がある。

“段ボール拾い”をよりライフスタイルに昇華


同氏の作品は、国立新美術館のミュージアムストアやMerci(パリ)でも扱っている。

また、販売するだけでなく、手軽に誰もが作れるようにと、2013年ごろから国内外でワークショップを展開。活動をきっかけに段ボールに興味を持った人も多く、段ボール拾いから始まるワークショップも開催している。


2021年ごろからは、“段ボール拾い”をよりライフスタイルに昇華させる“CARTON PICKER”プロジェクトをスタート。今年1月には、香港のピストブランド(PIZZ CYCLE)とコラボした「段ボール拾いに適した自転車」“CARTON PICKER FRAMESET”を発表した。

投稿した段ボールを世界地図に表示


今回ローンチした「CARTON PICKER FINDER」は、世界中のツイッターに投稿された段ボールの写真をマッピングし、表示できるプラットフォームだ。どこの国のどこの場所にどんな段ボールがあるのかが分かる、いわばオンラインの「段ボールの図鑑」を目指している。

同サービスは、段ボールの写真、ハッシュタグ(#cartonpick)、位置情報を呟くだけで、サイトに反映される仕組み。サイト上では、投稿した段ボールを世界地図に表示できるほか、フィルターやホットスポットを紹介する機能、コミュニティーページも用意されている。

段ボール愛が詰まったプロジェクト


島津氏は、コロナ禍で自由に海外へ行き来できなくなった中、世界の段ボールを見つける手段として「CARTON PICKER FINDER」の仕組みを作るに至った。段ボールに興味のない人でも、国ごとのデザインの違いや、捨てられ方から文化を感じたり、興味を持つきっかけになればとの思いが込められている。また、段ボール財布を作るユーザーにとっては、SNSの活用で発見の規模を全世界に広げ、“段ボール拾い”の参考になることを目指している。

7月20日(水)〜26日(火)には、ローンチを記念して、島津氏がカナダのバンクーバーから段ボールをリアルタイムでマッピングするので、チェックしてみよう。

CARTON PICKER FINDER:https://find—my—carton.com/
Instagram:https://www.instagram.com/carton_wallet/

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