長崎市とメットライフ生命保険は、食品ロス問題への理解を浸透させるとともに、サポートを必要とする人への支援の輪を広げることを目的としたフードドライブを協働で6月30日(木)に実施した。
総重量約1トンの食品が届く
同取り組みは、2020年に長崎市とメットライフ生命保険が健康で豊かな地域社会の実現を目指して締結し、地域包括連携協定の一環として取り組んだもの。
フードドライブは、家庭などから使用し切れない食品を集め、地域の福祉施設や団体に寄贈する活動だ。受付窓口となった長崎市役所本館はじめ、地域センターやメットライフ生命長崎本社には、市民や企業の人々から総重量約1トンの食品が届けられたという。寄贈された食品は、市内フードバンク団体を経由して、子ども食堂や福祉施設などへ無償で提供される。
連携により地域創生に向けた取り組みを推進
長崎市は、一般家庭を対象としたフードドライブだけでなく、企業とフードバンクのマッチングなどを行い、地域全体における食品ロス問題への取り組みを推進している。メットライフ生命保険とのフードドライブの実施は、行政と民間企業との協働による取り組みの大きな一歩となったと同市は捉えている。
メットライフ生命保険は、サステナビリティに関する基本方針を定め、“豊かな地域社会の創造に寄与する”という重要課題を掲げている。フードドライブは、自治体・地域・企業・社員がつながり地域社会の活性化に貢献することを目的とした取り組みのひとつ。長崎市とメットライフ生命保険は、今後も協働および連携により社会課題の解決による地域創生に向けた様々な取り組みを推進していくという。
地域社会のつながりで食品ロス削減を目指す、長崎市とメットライフ生命保険の取り組みをチェックしてみて。
長崎市:https://www.city.nagasaki.lg.jp/
メットライフ生命保険:https://www.metlife.co.jp/