山梨県が、県民の身近な笑顔の写真を募集するフォトコンテストや、甲府城の歴史に迫るイベントを開催。そのユニークな取り組みに注目しよう。

県民の笑顔を集めるフォトコンテストを開催

山梨県は現在「今こそ！やまなしおもてなしフォトコンテスト」を開催している。

長引くコロナ禍において、深刻な影響を受けてきた観光産業。そこで山梨県では、県民をあげておもてなしの気運を盛り上げ、より多くの人に選ばれる観光地とするため、同コンテストの開催を決めたという。

■フォトコンテスト応募概要

同コンテストでは、おもてなし推進の標語「やまなしの あなたの笑顔が おもてなし」をテーマとする身近な笑顔の写真を募集。応募資格があるのは山梨県内在住の人や県内に通勤・通学している人で、被写体も県内在住または県内に通勤・通学している人に限られる。

応募できるのは、フルカラー撮影、デジタル画像の写真。携帯電話・スマートフォンで撮影した写真も応募できるが、画像加工をしていないものに限る。なお、写真のデータ容量は20メガバイトまで。募集期間は8月2日(火)～9月30日(金)で、応募はやまなしくらしネットによる電子申請にて受け付け。

■商品・結果発表について

入賞者10名にはオリジナルフォトフレーム、入賞作品のうち最優秀賞1名には3万円相当の「やまなしおもてなし県産品」、優秀賞2名には1万円相当の同県産品が進呈される。結果は令和5年2月の商品発送をもって発表され、入賞作品は「おもてなしのやまなし県民大会」の周知用リーフレットや「おもてなしやまなし！」ホームページへ掲載予定。

応募の詳細や注意事項は、同イベントのチラシをチェック。山梨県の人々の笑顔が集まるフォトコンテストに注目だ。

「今こそ！やまなしおもてなしフォトコンテスト」PDFチラシ：https://prtimes.jp/a/?f=d78927-20220801-422225c885e80838f45c849ceba939ce.pdf
「やまなしくらしネット」電子申請：https://s-kantan.jp/pref-yamanashi-u/profile/userLogin_initDisplay.action?nextURL=CqTLFdO4vob%2FTpHQDRFVKTQ9f2VYJzSn7Hr%2FNHcoupbH9pxUSvhaz241jTEN0CntQj1uo8ABnGY0%0D%0A5xkLOJJmSwsBwI5%2BV5rzIe1dD2WrZyfVUo6rp%2BCHP3RhriblQVUYdxGucEM6Z3Y%3Du%2F2pnQTLAb0%3D%0D%0A

甲府城の資料調査キャンペーンイベントも

また山梨県は8月6日(土)、甲府城の歴史解明に向けた資料調査キャンペーンイベント「求む！お城の絵図・古写真」を開催する。

■甲府城の歴史を解き明かす調査の一環として開催

甲州文庫「懐宝甲府絵図」（山梨県立博物館所蔵）

甲府城跡について、調査研究の成果を踏まえ史実に基づいた石垣や稲荷櫓・鉄門などの歴史的建造物を整備し、歴史景観を復元してきた山梨県。現在も甲府城跡の魅力ある歴史を解き明かすため、史跡、歴史的建造物の姿形を継続的に調査・研究している。

令和4年度から「史跡甲府城跡整備基本計画」に沿って、城本来の姿を明らかにする史跡整備などを行っている同県。その一環として一点でも多くの資料を探そうと、歴史的建造物等、甲府城跡に関する古文書や絵図、古写真などの資料調査キャンペーンを実施しているという。

■「求む！お城の絵図・古写真」イベント概要

同イベントでは、甲府城の歴史やこれまでの調査で発見された絵図などのパネル展示、出土した本物の瓦に触れられる出土品ハンズオン体験や、江戸時代のおもちゃ・泥メンコを作る子ども向け体験を行いながら、お城に関係する資料の情報提供を呼びかける。なお、体験イベントは新型コロナウイルス感染症対策を十分に行った上で実施される。

開催場所は甲府駅北口ペデストリアンデッキで、10:00～16:00開催予定。入場無料で事前申込も不要。探している甲府城に関する資料は、築城期から明治時代までの絵図や古文書、江戸時代から昭和時代までの古写真など。詳細は、イベントチラシや山梨県ホームページにて確認を。甲府城の歴史を解明する画期的なイベントにも注目だ。

「求む！お城の絵図・古写真」PDFチラシ：https://prtimes.jp/a/?f=d78927-20220729-fb1b060a386a85896b0700a44b299b6b.pdf
山梨県ホームページ：https://www.pref.yamanashi.jp/bunka/maibun/kofujo_siryou.html

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