滋賀県産食材の魅力を伝えるフェア開催や、産地が一つになって新たに生まれたブランドほうじ茶の販売などで盛り上がる、滋賀グルメの最新情報をチェックしよう!
県産食材を使ったメニューが京阪神の飲食店に登場!
滋賀県は、京阪神エリアの人たちに県産食材を味わってもらうためのプロモーション「おいしが うれしが 滋賀食材フェア」を9月1日(木)より開催している。
■滋賀の食材の魅力をより多くの人へ
同フェアは、滋賀県産食材の魅力を伝えるため、京阪神の飲食店において期間限定の特別メニューを提供するもの。近江米、湖魚、近江鴨、近江の野菜等、生産者がこだわりを持って育てた食材を各シェフがさまざまな手法を凝らしたメニューに仕立てた。
各シェフは7~8月にかけて県産食材の提案会や産地訪問に参加し、生産者との対話を通じて食材の良さやストーリーを学び、メニューを考案。食欲の秋に向け、こうして生まれたメニューは「滋賀の食材」の魅力をさらに引き出した逸品ぞろいだ。
■メニュー紹介
メニューは、「比叡ゆばと完熟トマトのカプレーゼ」(手前)、「滋賀県白身魚のシチリア風」(奥)、
「ビワマスのカルパッチョ 数種のハーブサラダ仕立て」(手前)、「ビワマスのコンフィ」(奥)や、「近江鴨と炙り葱の鴨出汁鍋」など。
■「おいしが うれしが 滋賀食材フェア」詳細
同フェアは9月1日(木)より、まずは大阪・神戸の9つの人気料理店でスタート。各店舗で実施期間を設定して展開し、今後参加店舗が増えていく予定。店舗情報やフェア期間などの詳細は「滋賀のおいしいコレクション」HP内にて随時更新される情報をチェックしていこう。なお、新型コロナウイルスの感染拡大、政府または自治体からの要請等により、実施内容が変更になる場合がある。
滋賀の食の魅力が詰まったこだわりのメニューを楽しんで!
滋賀のおいしいコレクション:https://shigaquo.jp/topics/005431.html
日本茶発祥の地=滋賀から新感覚のほうじ茶が誕生
さらに滋賀県は、独自の製法で焙じた産地限定のブランド茶「土山一晩(つちやまひとばん)ほうじ」の販売を9月1日(木)から開始した。
■産地が一つとなって生まれたブランド茶
「土山一晩ほうじ」は、歴史あるほうじ茶の味を未来に伝えるために生まれた商品。甲賀市による独自の認証ほうじ茶で、紅茶や花のような華やかな香りと、焙煎による旨味ある味わいが特徴だ。県産茶葉の約9割を生産する甲賀市の土山産茶葉を使用することや、摘み取った茶葉を寝かせてしおらせる「萎凋(いちょう)」という工程を12時間以上経た香り高い茶葉を使用すること、県内の茶匠及び土山の生産者が焙煎することなどを認証規格としている。
近年、相次ぐ天災や新型コロナウイルスの影響によりお茶の消費が伸び悩む中で、全国に茶産地が独自にプロデュースするほうじ茶ブランドが少ないことから、特産品として「土山一晩ほうじ」の開発に着手。プロジェクト関係者は滋賀県茶業会議所をはじめ、甲賀市、JAこうか、茶農家、茶匠など多岐に渡る。産地が一つとなって、平成30年度のプロジェクト開始から約4年の年月をかけて甲賀市発のブランド茶「土山一晩ほうじ」が誕生した。
■「土山一晩ほうじ」詳細
「土山一晩ほうじ」の名称は、甲賀市の土山地域で採れた土山茶の茶葉を一晩寝かせてつくるほうじ茶、という意味に由来している。「萎凋」と「焙煎」の両方を経て、2系統の香りが交差する香り高いお茶になっているほか、茶農家、茶匠が協力して、それぞれ自分のところの「土山一晩ほうじ」を作るため、香りも味も一通りではない点にも特徴がある。
同商品は9月1日(木)より、公式サイトや滋賀県茶業商業協同組合加盟店等で販売される。詳細は、公式サイトで確認を。
新たにデビューした新感覚のブランドほうじ茶「土山一晩ほうじ」を堪能してみて。
「土山一晩ほうじ」公式サイト:https://www.hitobanhouji.com/
滋賀県ならではの新商品や、県産食材の魅力を発信するイベントをお見逃しなく!
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