新潟市のアートな話題をお届け。「第25回にいがたマンガ大賞」と企画展示「絵師100人展 11 新潟篇」を紹介しよう。
「第25回にいがたマンガ大賞」作品募集
マンガ創作の楽しさやマンガのもつ表現の豊かさを新潟から発信するため、「第25回にいがたマンガ大賞」では、現在、作品を募集している。応募は、9月20日(火)必着だ。
■募集部門
募集部門は、40ページ以内の「一般部門ストーリーマンガの部」、1~4コマ・8ページ以内の「一般部門コママンガの部」、ストーリーマンガ/40ページ以内、コママンガ/1~4コマ・8ページ以内の「高校生部門」、ストーリーマンガ/40ページ以内、コママンガ/1~4コマ・8ページ以内の「中学生部門」、ストーリーマンガ/40ページ以内、コママンガ/1~4コマ・8ページ以内の「小学生部門」、幼児・小学生のみの「コミックイラスト部門」の6つ。デジタル作品も受付中だ。
■主な賞
主な賞は、賞金30万円、一般、高校生、中学生、小学生部門への応募者から1名選出される「にいがたマンガ大賞」、図書カード2万円分が贈られ、小学生部門への応募者から1名選出される「こどもにいがたマンガ大賞」。このほか、部門ごとに最優秀作品賞、優秀作品賞、入選、準入選もある。結果は、「にいがたマンガ大賞」ホームページで、12月に発表される予定だ。また、受賞者には直接連絡がある。
新潟市出身のマンガ家・魔夜峰央先生をはじめ、有名マンガ雑誌の編集者が審査するのが特徴の「にいがたマンガ大賞」。応募をきっかけにマンガ家デビューした人もいる。
募集要項など詳細は、「にいがたマンガ大賞」公式HPに掲載。チェックしてみて。
募集要項:https://manganime-niigata.jp/admissions/
企画展示「絵師100人展 11 新潟篇」
また、新潟市マンガ・アニメ情報館では、企画展示「絵師100人展11新潟篇」が開催中だ。
■絵師100名の描き下ろし作品を一堂に紹介
近年、漫画やアニメ、ゲーム、ライトノベルの挿絵など日本発のポップカルチャーが世界から大きな注目を浴びている。そうした領域で活躍する画家は、江戸時代の浮世絵師になぞらえ、「絵師」と呼ばれている。同展ではポップカルチャーの第一線で活躍する絵師100名の描き下ろし作品を一堂に紹介。作品上に展開される、絵師たちの高い技術と独特の世界観を通して、日本が世界に発信することのできる新たな価値観・文化を模索する。
■テーマは「未来」
「絵師100人展 11」のテーマは、「未来」。絵師たちは、近い将来実現するであろう世界、現実には起こりえないかもしれない未来、さらには混迷の時代における未来への願いなどを、独自の視点で描き出す。絵師たちが描く「未来」を通して、私たちが持つべきイメージへのヒントや、未来へと続く「今」を歩むための原動力を感じ、さらには生きることの意味をも見つめ直す機会となるはずだ。
開催期間は、9月11日(日)まで。観覧料は、一般900円(税込)、中・高校生700円(税込)、小学生200円(税込)となっている。なお、チケットは、出展絵師によるイラストレーションがプリントされた企画展オリジナルチケット、蒼樹うめ「eco girl」、おしおしお「1億年後も、君と出会いたい。」、藤ちょこ「かぐやひめ-A.D.3021-」の全3種を用意している。販売店舗は新潟市マンガ・アニメ情報館のみだ。
この機会に、絵師たちの思いに触れてみて。
■絵師100人展 11 新潟篇
会場:新潟市マンガ・アニメ情報館
住所:新潟市中央区八千代2-5-7 万代シテイBP2 1F
会期:8月6日(土)~9月11日(日)
開館時間:11:00~19:00(18:30最終入場、土・日・祝日は10:00~)
絵師100人展公式サイト:http://www.eshi100.com/
新潟市マンガ・アニメ情報館公式HP:
http://museum.nmam.jp/
芸術の秋。新潟市の取り組みに注目だ。
(ソルトピーチ)