千葉県東庄町の旧東城小学校にて、東庄町と国際ドローン協会(IDA)の共催で、地元の小学生を対象にした「子どもドローン教室」が、8月18日(木)に開催された。

「子どもドローン教室」実施の背景

東庄町では年々子どもの数が減っており、町内に5つあった小学校が統合して1つの小学校に地域の小学生全員が通うことになったという。

そんな同町では、将来を担う子どもたちや子育て世代への手厚い支援を実施しており、かねてより子ども達へドローンを教え体験してもらうボランティアを行っていた国際ドローン協会と協力し、地域の小学生を対象にしたドローン教室を実施することとなった。

安全に配慮しながらドローン体験

ドローン教室には、東庄町に住む小学5年生、6年生の合計8名が参加し、貴重な空撮映像を見たり、ドローンの飛行原理を竹とんぼを使って理解したり、

実際に小型のドローンを飛ばすなど、楽しみながらドローンを体験した。

小型ドローンを飛行させる際には安全対策として、子どもたちと見学に来ている家族との間にネットを設置。ドローンが一定の範囲から飛び出さないようにした上で、プロペラガードを装着し、万が一、人や窓にぶつかった際にも怪我や事故が起きないようにした。

教室では、初めてドローンに触れる子どもたちも多くいたが、短い練習時間の間にドローンの操縦がどんどん上手になり、最後には笑顔でドローンを楽しみながら大人顔負けの操縦ができるまでになったという。

国際ドローン協会

国際ドローン協会は、“ドローンを通じて関わる⼈の⼈⽣を豊かにする”ことを目的とし、IDAグローバルクラブをはじめとするコミュニティーづくり定期講習会・実技演習、スクール、ドローンを使ったビジネスの促進やコンサルティングを行っている。

また、最高のクオリティを求めている人を対象に、空撮や点検、測量、スマート農業支援等、業界最前線での業務経験を生かし、豊富な実績でドローンを業務に取り入れたい企業にもサービスを提供している。

実際に小型のドローンを飛ばすなど、体験を通じて楽しみながら学びを深めた「子どもドローン教室」と、国際ドローン協会の取り組みを、この機会にチェックしてみて。

国際ドローン協会：http://ida-drone.com

(江崎貴子)