京都府京都市のFarmy Projectは、OHARA FARMYシェアファーム事業とFarmy Kitchen飲食事業を、9月1日(木)に京都・大原にてグランドオープンした。
人間本来の活動を共に行う仲間が集う
Farmy Projectは、里山を整備し土地を開墾し、畑で野菜を育て調理して食べるという人間本来の活動を共に行う仲間が集うプロジェクト。プリミティブな体験を通して、次の世代に何を残していくのかを皆で考えることのできるコミュニティづくりを行うとしている。
里山で自然栽培の農園を楽しむ
シェアファームは、アドバイス付きの貸し農園で、初心者でも安心して野菜を育てられる環境を整えている。
また、無肥料・無農薬で野菜を育てることが特徴。畑で使われる支柱などの資材は、近場で採取した自然素材に限定。種苗は在来種と固定種のみで、種採りすることによって畑になじみ、病気にも強く農薬を使わなくても野菜が育ちやすくなり、継いでいくことができるとしている。
大原は京都市内から車で約20分の距離にあり、豊かな自然に囲まれた地域。都心部にある貸し農園とは異なり、四季折々の里山の風景を楽しみながら畑仕事を体験できるのも魅力だ。
様々なシーンで利用できるクラブハウス
畑に併設されているクラブハウスは、農にまつわる本を揃えたライブラリーにて、窓からの壮大な田園風景を楽しみながらくつろぐことができるスペース。ハーブにまつわるワークショップ、ヨガ、坐禅などのイベントも定期的に開催していく。
畑仕事の休憩、ランニングや犬の散歩、子どもの遊び場など、大原でのライフスタイルの拠点としても使うことができる。
このほか、企業研修が行えるフリースペースやワーキングスペースとしても利用可能だ。
クラブハウス内の「Farmy Kitchen」では、有機小麦を使い本格薪窯で焼いたフォカッチャや、大原産の野菜を使ったテイクアウトフード、オーガニックコーヒー、Farmyオリジナルブレンドのハーブティーなどを提供。
薪窯で利用する薪は里山整備時に伐採している。
スタイルに合わせたプランを用意
シェアファームではそれぞれのスタイルに合わせたプランを用意している。コーポレートメンバー以外は家族単位の契約。シェアファームを契約した人はクラブハウスの会員となる。各プランの月額利用料および入会金(月額利用料と同額)は、利用区画3㎡の「ライトメンバー」¥8,800、6㎡の「レギュラーメンバー」¥12,800、12㎡の「アドバンスメンバー」は¥19,800。
このほか、従業員の心身の健康や人間力の向上やコミュニケーションの場として活用できる24㎡の「コーポレートメンバー」(法人でなくても利用可能)は¥49,800がラインアップ。オプションの「お手入れサポート」も用意されている。
人と農をもっと身近に感じられる場所「OHARA FARMY」で、農業にチャレンジしてみては。
■OHARA FARMY
住所:京都府京都市左京区大原野村町243-1
HP:https://farmyproject.com
Instagarm:https://www.instagram.com/oharafarmy/
(山本えり)