北海道・弟子屈(てしかが)町へのアクセスがしやすくなる2つのサービス「川湯・屈斜路エアポートライナー」「阿寒摩周エクスプレス」がスタートした。どちらも期間限定で運行中だ。
ここでしか味わえない体験に溢れる弟子屈町
近年、幅広い世代の移住者が多い弟子屈町。秋のシーズンは紅葉と共に、温泉はもちろん、新設のプライベートサウナ、キャンプやグランピングも楽しめるスポットだ。
運が良ければ、野生の鹿にも遭遇できる。
また、ここでしか味わえないさまざまなアクティビティも魅力。摩周湖〜屈斜路湖にはトータル44kmのトレイルコースがあり、
屈斜路湖から釧路川まで下るカヌー体験は年中実施。
噴煙と独特な硫黄の匂いが特徴の硫黄山では、トレッキングツアーも開催している。7月にオープンしたばかりの摩周湖カムイテラスにも注目だ。
女満別空港から各ホテルへの交通サービス
網走バスが9月2日(金)からスタートした「川湯・屈斜路エアポートライナー」は、弟子屈町の最寄り空港の1つである女満別空港から乗車して、屈斜路、川湯温泉各ホテルへと向かう、期間限定のバス・タクシー。
これまで女満別空港からの二次交通(拠点となる空港や鉄道の駅から観光地までの交通)の選択肢が少ないエリアであった弟子屈において、運転無しで旅を楽しめるお得なサービスだ。
同サービスの料金は3,000円(税込)。9月2日(金)〜10月31日(月)の毎週水・金・土・日・祝日に運行する。完全予約制となっており、予約締切は乗車日5日前の17時まで。詳細はオプションブックマークのサイトで確認を。
札幌~阿寒湖温泉~川湯温泉を結ぶバス
8月20日(土)からスタートした「阿寒摩周エクスプレス」は、北海道の新しい旅のカタチを提案する鶴雅トラベルサービスが運営する、札幌と阿寒湖温泉、そして川湯温泉を結ぶ期間限定のバス。これまで札幌から川湯温泉までの直行便バスがなかった状況において、道内の移動がより便利になった。また、同サービスは実証運行期間につき、路線により1,000円〜という通常よりもかなりお得な価格で利用ができる。
運行日は2023年2月18日(土)まで。こちらも完全予約制となっており、乗車日5日前までに所定の宿泊施設での予約が必要だ。なお道路や交通状況、天候状況などに応じて、運行時間通りに走行できない場合もある。詳細は弟子屈なびのサイトで確認を。
9月からは、アウトドア・アクティビティ好きには絶好のシーズンとなる弟子屈に、便利なサービスを利用して足を運んでみては。
川湯・屈斜路エアポートライナー詳細:https://www.optbookmark.jp/plans/3539/
阿寒摩周エクスプレス詳細:https://www.masyuko.or.jp/2022/08/express/
(山本えり)