KOMPEITOが運営する、“置くだけ健康社食”の「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」は、沖縄県で薬局事業、介護事業、サロン事業、保育事業を展開する薬正堂「すこやかグループ」40拠点への導入が決定した。
「OFFICE DE YASAI」
2014年よりサービスを開始した「OFFICE DE YASAI」は、オフィスに冷蔵庫や冷凍庫を設置するだけで、健康と美味しさにこだわったサラダやフルーツ、惣菜などが定期的に届けられる⾷の福利厚⽣サービスだ。現在、全国で累計4,500拠点以上に導⼊されている。
オフィスにいながらいつでも⼿軽に健康的な⾷事ができるため、健康経営の⼀環として、また感染症対策への取り組みとして導⼊する企業が増えている。
また、2020年より、AIによる需要予測を行うダイナミックプライシング機能(特許取得済み)を搭載した、サラダの自動販売機「SALAD STAND(サラダスタンド)」をスタート。
現在、都内に4台設置されており、進化系自動販売機として各メディアに取り上げられている。
サービス導入の背景
サービスを導入した理由は2点。1つは薬局では常に患者が来店するため、決まった時間に休憩をとることが難しく、近くにコンビニがない店舗や車で移動するにも駐車場までの距離が遠いのでなかなか買いに行けないこと。
また、コロナ禍で保育園や福祉施設は面会制限が実施されているため、外食も難しくなっていること。
2つめは、健康経営プロジェクトの活動推進。沖縄県は車移動が多いため、歩く機会が少なく、食が欧米化しアルコールを楽しむ人が多い現状にあるという。
日本での有病率最下位県になっており、健康診断受診率もワースト圏内。従業員の食への意識を変えることで心も体もすこやかになり、患者様や地域の方々への健康サポートを充実し、活動できるよう期待している。
従業員の好意的な反応
「すこやか薬局」の従業員は、“沖縄では、野菜の価格が高いことから生野菜を食べる習慣が少なく、炒め物に入っていることはありますが、野菜がメインの食事はなかなか食べないのが実情です。そのため、手軽にサラダが食べられるOFFICE DE YASAIは非常に人気で、これをきっかけに、沖縄県民が生野菜を食べるようになっていくと良いなと思っています。”とコメントしている。
また、“従業員の健康もそうなのですが、薬局の役割として、今後は地域の中心となってさまざまな業種と連携し、予防医療に務めていくよう国からの方針も出ているため、まずは我々の意識から変えていくべきだと思っています。”などの反応もあり、従業員の健康促進を目的として導入された同サービスは、コロナ禍という背景も加わり、従業員からは前向きに受け止められいる。
置くだけ健康社食「OFFICE DE YASAI」を、この機会にチェックしてみて。
OFFICE DE YASAI:https://www.officedeyasai.jp/
SALAD STAND:https://salad-stand.com/
(江崎貴子)