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飛騨高山発ファブリックブランドによるラッピング列車が、明知鉄道で9月から運行開始

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岐阜県飛騨地域のファブリックブランド「Bibbidi Bobbidi Fabric(ビビディバビディファブリック)」のラッピング列車が、岐⾩県南東部を走る明知鉄道にて、9⽉1⽇(木)~2023年8月31日(木)の1年間にわたり運行中だ。

食堂列車としても人気の明知鉄道

岐阜県の恵那市と中津川市を走る明知鉄道は、通勤・通学する地元住民が利用するローカル鉄道。「寒天列車」や「きのこ列車」など、車窓から見える美しい農村の景色を眺めながら、食事を楽しむことができる食堂列車としても人気がある。

明知鉄道には、恵那駅から明智駅まで11の駅がある。岩村城跡近くの岩村駅、駅前で温泉が入れる花白温泉駅、山岡寒天のオリジナルメニューが食べられる山岡駅、大正の雰囲気を感じられる明智駅など、それぞれの駅に特徴があり、駅で下車して気軽に観光できるのも魅力だ。

地域の素材をモチーフにしたファブリック


「Bibbidi Bobbidi Fabric」は、岐阜県高山市出身の姉妹が2022年1月に立ち上げたブランド。新型コロナウイルス感染症の影響で自宅で過ごすことを余儀なくされた2021年5月からブランドの検討を始め、“自宅で過ごす日常をワクワクと心華やぐ時間にできる商品をつくりたい”との想いから、日々の生活を彩るファブリックブランドをスタートした。


地域に貢献したいと考え、岐阜県飛騨地域で見られる自然や伝統文化をモチーフにデザインし、「クッションカバー」4,180円(税込)、


「トートバッグ」4,400円(税込)、


「エプロン」7,920円(税込)といったオリジナルファブリックの製品をインターネットで販売している。

地域活性化を目指してラッピング列車の運行を開始

今回は、同ブランドのデザインで多くの人たちの気持ちを華やかにしたいとの思いから、明知鉄道でのラッピング列車の運行をはじめることに。


デザインは、⽇常の光景を活かした同ブランドのオリジナルデザインの2パターンの中から、一般投票によって決定。得票数の多かった、クローバーを基調としたデザインを採用することになった。


9月1日(木)の運行開始時には、明知鉄道の明智駅で出発式も開催した。


運行期間中は、ラッピング列車と同じデザインをあしらったグッズも明知鉄道の駅にて販売。「ポストカード」200円、「缶バッジ(ロゴ)」300円、「缶バッジ(クローバー柄)」400円、「クリアファイル」500円(すべて税込)がラインアップしている。


同ブランドを運営する中畑久美子さんと美樹さんは、「出発式の当日、ラッピング列車の実物を見て、華やかなデザインや、大きな柄の迫力に、とても感動しました。また、白と黄色を基調にしたカラフルなクローバー柄のラッピング列車が、明知鉄道が走る緑豊かな農村景観にとても映えていて、思わずたくさんの写真を撮りました。ぜひ、通勤・通学で明知鉄道を利用される方々はもちろん、明知鉄道の食堂列車に乗車するなど、観光で当地を訪れる方々にも注目していただき、実物を目にした感動を味わっていただきたいです。」とコメントしている。

今後は、ラッピング列車の写真撮影を促す取り組みもSNSなどを通じて行う予定だという。心が華やぐデザインの明知鉄道ラッピング電車を利用してみては。

Bibbidi Bobbidi Fabric HP:https://bbfabric.co.jp/

(山本えり)

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