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「万平ホテル」改修前最後の滞在を満喫できる「アルプス館 プレミアムプラン」が登場

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長野県軽井沢町の「万平ホテル」は、創業130周年記念事業の大規模改修・改築工事の前に、現況のホテル空間を楽しめる特別宿泊プラン「アルプス館 プレミアムプラン」を、10月1日(土)~2023年1月2日(月)に販売。これを第一弾とする特別企画「Legacy to our Future」を、営業休止前までの期間で展開する。

創業128年のクラシックホテル

「万平ホテル」は、避暑地軽井沢とともに一世紀を超える歴史を歩み続けるクラシックホテルで、1894年(明治27年)の創業から今年で128年を迎える。1936年に建てられた「アルプス館」、クラシックタイプ・書斎タイプの客室を備える「ウスイ館」など、庭園と豊かな自然に包まれる全109室の客室を用意している。

創業時から受け継がれてきたレシピを生かし新たな味を創作し続ける「メインダイニングルーム」などのレストラン&バー、そしてジョン・レノンをはじめ多くの人に愛されてきた「カフェテラス」など、創業当時から変わらないおもてなしで快適な滞在を提供している。

特別企画「Legacy to our future」


同ホテルは、2023年1月4日(水)~2024年夏に大規模改修・改築工事のため営業を休止する。これに向けて、“懐かしさあふれる佇まいと温かいおもてなし”、“受け継がれてきた美味しさ”、“軽井沢のライフスタイルを愉しむ心”、“かけがえのないお客様との想い出”を未来に継承したい4つのレガシーとして掲げ、それぞれを楽しんでもらえる特別企画を最終シーズンで展開する。

登録有形文化財「アルプス館」での特別宿泊プラン


国の登録有形文化財である「アルプス館」は、軽井沢の景観に調和したハーフ・ティンバー風の外観意匠や、和洋折衷の室内意匠などから数多くの著名人や政界人などに愛されてきた。


「アルプス館 プレミアムプラン」では、クラシックな空間の「メインダイニングルーム」でシェフ特製のディナーと朝食の二食を楽しめるほか、


ホテル特製のフォトブック「アルプス館物語」がプレゼントされる。料金は、2名1室利用時で1名37,400円~(税・サ込)。

貴重なアイテムが揃う館内史料室


同ホテルの客室に備えられている箪笥や椅子、机は、伝統工芸である軽井沢彫で、温もりのある雰囲気を作っている。この机に向かい読書をする女優・吉永小百合さんの姿が話題となった2005年のJR東日本の広告写真が、館内史料室に展示されている。


このほか史料室では、ジョン・レノンが好んで弾いたピアノ、三島由紀夫の直筆宿帳、田中角栄とキッシンジャーが会談に臨んだ椅子など、ホテルの歴史が日本や世界の歴史とともに織り込まれた130年を、実物で感じることができる。


また、軽井沢を愛した作家・堀辰雄も実際に利用していた「アルプス館」は、スタジオジブリ映画「風立ちぬ」で描かれたホテルシーンのモデルのひとつともいわれている。とくに、昭和11年当時から飾られているステンドグラスなどレトロモダンな佇まいのメインダイニングルームは、映画の描いた情景を思い出させる雰囲気の特別な空間だ。

「万平ホテル」が未来に継承したいレガシーを、改修前現況最後の「アルプス館 プレミアムプラン」で体験してみては。

万平ホテル公式ホームページ:https://mampei.co.jp/

スタジオジブリ「風立ちぬ」© 2013 Studio Ghibli・NDHDMTK

(山本えり)

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