羊を愛する消費者集団である羊齧協会(ひつじかじりきょうかい)は「羊フェスタ2022 in なかのアンテナストリート」を、11月5日(土)・6日(日)の2日間、中野セントラルパークにて開催する。
3年ぶりに通常開催が決定!
新型コロナの影響で、2020年は中止、2021年は規模を縮小して開催した「羊フェスタ」。
2021年はまさに、まん延防止と非常事態宣言の谷間で奇跡的に開催できた形で、全力の宣伝もできず、“来てほしいけれど、多くは来てほしくない”形での開催だったが、二日間で1万人以上の人が参加した。
今年は状況が許す限り、通常開催で大いに盛り上げていく予定。“羊を消費者主導で盛り上げたい!”熱い思いはそのままに、集まれる楽しさ、イベントができる喜びを素直に楽しめる内容で届ける。
羊フェスタ2022が目指すこと
羊の価格は新型コロナ流行前の約1.5倍になり、コロナ禍の影響や、世界的食肉不足で日本に入る輸入数も減ったことで、一部の国の羊肉は手に入れたくても手に入らないお肉となった。
一方でチリ、スペインなど、新しい国がどんどんと日本向けの羊肉の輸出を開始。新規オープン店も増えており、コロナ禍で羊肉の勢いは止まらなかったことが証明された。
ポストコロナ体制という事で、今までのように何も対策をとらずの開催は難しい部分もあることから、「羊フェスタ2022」では、安全対策に気を配って実施する。感染対策とゴミ削減に取り組み、ゴミは持ち帰りとし、フードロスを防ぐため、食数を当日売り切れる数で店舗にお願いしている。
そして「食イベント」の楽しさを改めて感じてもらい、羊は高級食肉であり世界のごちそう肉という価値観を広めることを目指す。
また、出来るだけ多くの国の羊を提供し、グローバルな魅力を日本の羊好きに広めていく。
業界のお祭りとしての羊フェスタ
第8回目の開催となる今年は、飲食店ブースのほか、会場を巡りさらに多様化した原産地の異なる羊肉の食べ比べや、調味料販売などを通して、幅広い羊肉の楽しみ方を提案。羊フェスタが単なるグルメフェスではなく、“羊を愛する消費者や業界関係者が集い、日本の羊文化の発展に繋がるお祭り”となることを目指している。
また、羊はすべての部位を有効活用が出来るなど、サスティナブルな家畜として注目を集めている。その魅力の一つである羊毛などをPRするブースも展開予定だ。
さらに、メタバース技術で会場の中野セントラルパークを完全再現。遠隔地からも雰囲気が味わえるイベントを予定している。
詳細は、今後「羊フェスタ2022」公式サイトで公開されるので、チェックしてみて。
■羊フェスタ2022 in なかのアンテナストリート
日程:11月5日(土)11:00〜17:00
11月6日(日)10:00〜16:00
羊フェスタ2022公式サイト:https://hitsujifesta.com/
羊齧協会公式サイト:http://hitujikajiri.com/
(丸本 チャ子)