脱サラ元配達員が、青森食材を世界へ届けるべく8月に「北前船」を設立!現在、超希少品種のりんごの樹木オーナーをクラウドファンディングで募集中だ。
代表取締役は青森県弘前市出身
「北前船」代表取締役の佐々木雄大氏は、青森県弘前市出身。運送会社で配達員として勤務していた際に、県内自治体と協業した、青森産品を西日本、東アジア、東南アジアに販路を拡大させていくプロジェクトを提起し、自治体との連携協定を実現した。
同プロジェクトを通して、青森産品の価値を青森県外に伝えていくことに自身の社会的使命感を覚え、任期終了後の2019年に一念発起し退職。業務用食材卸売事業を始め、生産者とのネットワークを活かした商材を市場や生産者から飲食店へ直送することで、高鮮度・高コストパフォーマンスを実現し全国で取引先を拡大している。
青森食材の魅力を国内外に発信
その後、コロナ禍をきっかけに法人化し、事業転換を決意。
コロナ影響でクローズしていた陸奥湾東部、野辺地町の産直施設「のへじ活き活き常夜燈市場」の指定管理運営者となった。
同施設は、これまでの地元産品の直売所に新たに調理場が設けられ、新鮮な海鮮を使った食事も提供も行う、新しい産直施設として11月にリニューアルオープンする。
その他にも、全国の飲食店向けの鮮魚加工や生産者を訪問するツアー企画など、青森食材の魅力を国内外に発信する事業を展開していく予定だという。
りんご「こうとく」の樹木オーナー募集中
現在、クラウドファンディングにて、超希少品種のりんご「こうとく」の樹木オーナーを募集中。青森県外への流通量の少ない「こうとく」は、小ぶりながらも蜜部分の割合が圧倒的に高く、パイナップルのような風味を持った希少品種のりんごだ。
クラウドファンディングでは、生産者の想いやりんごの生育過程を感じられるよう、りんごの樹木オーナー権の譲渡をリターンとして用意。その樹木から収穫されたりんごは全て自宅に配送することや、要望によりジュース加工もできる。
りんごジュースとしては普段用いられない「こうとく」のジュースは極めて濃蜜かつ芳醇で、他では味わえない幻のりんごジュースとしても最適だ。
ユニークなリターンを用意
その他、とよかわ農園の「ながいも」畑のオーナー権の譲渡や、
野辺地特産の活ほたてなどが入った「青森海産品セット」、肉の旨味が強く、強い歯ごたえが特長の「大鰐シャモロック鍋セット」など、今しか購入できないユニークなリターンもラインアップ。
詳しくはクラウドファンディングページをチェックしてみて!
CAMPFIRE:https://camp-fire.jp/
プロジェクト名:青森の魅力を全国へ!「のへじ活き活き常夜燈市場」再建プロジェクトスタート
(佐藤ゆり)