コエドブルワリーでは、キャンプ型音楽フェス「麦ノ秋音楽祭(むぎのときおんがくさい)」を、11月5日(土)9:00〜6日(日)15:00に、埼玉県東松山市にあるCOEDOクラフトビール醸造所敷地内にて初開催する。
持続可能なビールづくりを目指すコエドブルワリー
コエドブルワリーは、オーガニック青果物の専門商社である協同商事が1996年に設立。職人達による細やかなものづくりと、“ビールを自由に選ぶ”というビール本来の豊かな味わいの魅力と共に、農産物としてのビールという側面も伝えてきた。
2016年には、よりサステナブルなクラフトビールの生産活動を目指して、緑豊かな埼玉・東松山の地へプロダクションブルワリーを移転。ここでは近隣の牧場へ飼料として提供することで麦芽粕の100%リサイクルを実現しているが、中長期的ビジョンとして、ビール麦の有機栽培や排水を活用したバイオマス発電の導入も行い、より持続可能なビールづくりで地域との共生を目指している。
ビール×音楽の特別な時間
ビールは農産物であり、風土や文化をも繋ぐメディアだ。「麦ノ秋音楽祭」は、ビールを通じて人と人をつなぐことだけでなく、音楽という魔法をかけ合わせて、この土地の独自の風土や文化からなるテロワールを、この地に滞在することで最大限味わってほしいという想いから開催される。同地に赴き、丹精込めてつくられたビールを堪能し、美しい音楽に酔いしれ、自然に身を任せる。そんな特別な時間を、麦畑を抜けた先で体験することができる。
アコースティックライブとキャンプを楽しむ
会場となるCOEDOクラフトビール醸造所では、敷地を“遊び場”として開放する。ゆったりとした心地よい時間を過ごせるよう、音楽ライブは“アコースティック編成”で実施。出演アーティストは後日発表される。
チケットは、ビールを飲みすぎても安心なキャンプ可能なチケットや、ほんの少しの非日常体験ができる1日券を用意。9月末に販売開始予定だ。
オリジナルビールやサウナカーも登場
また、会場となる醸造所で造られたCOEDOビール各種のほかに、「麦ノ秋音楽祭」の会場でしか飲むことのできないスペシャルなビールも制作進行中!ビール初心者がビールの科学と文化を学ぶことができる「コエドビール学校」も開催される。もちろんビアギークな人もウェルカムだという。埼玉県内を拠点に活躍する魅力的な生産者たちによるマーケットや、フレンチ、中華、肉といった良質な食文化を体現するお店も出店する予定だ。
さらに、県内で銭湯文化の創造に挑戦する「温泉道場」と「麦ノ秋音楽祭」がタッグを組み、サウナカーが会場に来場。このほか、疲れた身体を癒やす銭湯施設へのオプションツアーや、牧場での飲食体験の計画も進行している。
「麦ノ秋音楽祭」に参加して、醸造所の風土を感じ、ビール×音楽の特別な時間を過ごしてみては。
麦ノ秋音楽祭HP:http://muginotokiongakusai.jp/
(山本えり)