沖縄県うるま市に本社を置くBlendwellと、東京都墨田区にあるLEAVES COFFEE ROASTERSは、9月16日(金)、沖縄県今帰仁村に新施設「Awayk」と「LEAVES COFFEE NAKIJIN」をグランドオープンした。
“離れて”“目覚める”ラボのような場所
「Awayk」は、“Away”と“Awake”からなる造語。“離れて”“目覚める”ラボのような場所になることを願ってつけられた名前に共鳴するように、LEAVES COFFEE NAKIJINと共にこのプロジェクトがスタートした。
2021年に世界遺産登録されたやんばる地域に近い今帰仁村は、手付かずの自然と美しい海が魅力。都会から遠く離れた場所にある村に誕生した両店舗は、対岸に屋我地島があることで内海になった海岸沿いに位置し、美しい空と海を堪能できる。
朝ごはんを基本にした「食」と「空間」を提供
「Awayk」のサービスは、心も頭も研ぎ澄まされ、1日のうちで最もパフォーマンスを発揮する“朝”を基本に考えられており、1日をベストコンディションで過ごすための朝ごはんを基本にした「食」と「空間」を提供している。
体をいたわる“おばんざい“スタイルのプレートは、沖縄県産の野菜、豚、魚など地元の食材をふんだんに使用。ごはんは、お米専業農家から直送される宮城県産「ひとめぼれ」を土鍋で炊き上げている。地産食材と遠く離れた土地の食材を併せて使用することで、“離れて”“目覚める”感覚を味わうコンセプトを表現している。
営業時間は8時〜15時で、朝時間だけではなくランチタイムまで提供され、旅行者から地域住人まで好きな時間に合わせて利用することが可能。また、東京にあるナチュラルワインの店「Però」が特別にセレクトした門外不出のナチュラルワインも用意されており、ここでしか味わえない食を楽しむことができる。
さらに、テラスを使ったヨガなどのウェルネスイベントや、宿泊施設とコラボレーションしたリトリートを企画中。旅行者や地域住人が気軽に利用でき、双方のコミュニケーションの場として親しんでもらうことで、移住者の増加や地域活性化に繋がっていくことを目指している。
最先端のマシンと最高品質のコーヒー
もう一つの「LEAVES COFFEE NAKIJIN」は、“町のロースタリーから、世界へ。”をコンセプトに、2019年より東京・蔵前でコーヒーロースターとして始動したLEAVES COFFEE ROASTERSの都外初出店舗。
オーナー焙煎士の石井康雄氏は、東京・深川生まれの元プロボクサー。焙煎の世界チャンピオンを目指すために、食生活や地球環境に配慮した取り組みに力を入れており、「Awayk」の理念と共鳴したことで、今回の取り組みが実現した。
店舗デザインは茶室をイメージし、国内では入手困難な最先端の焙煎機や抽出器具などを揃えている。また、コーヒーのラインナップは、蔵前の店舗では取り扱いのない、最高品質の「トップオブトップ」だけをセレクトしている。
スタンディング形式でバリスタとの距離が近く、職人の手先を間近で見ながらコーヒーを飲める空間は、まさに茶室そのもの。わざわざそこへ行く価値を感じながら、記憶に残るコーヒー体験を楽しんでみよう。
■Awayk
住所:沖縄県国頭郡今帰仁村湧川大福原2181-1
営業時間:8:00〜15:00 (14:30 L.O)
HP:https://awayk.jp/
■LEAVES COFFEE NAKIJIN
住所:沖縄県国頭郡今帰仁村湧川大福原2181-1
営業時間:金土日祝日10:00〜17:00 (予約優先)
HP:https://store.leavescoffee.jp/
(山本えり)