盆栽生産者のマーケティング支援を行う盆栽エージェンシーが、棚や畑の盆栽から収益を産み出し盆栽産業を持続可能にするため、ブロックチェーン証明付き高級盆栽のオーナーになれるNFTプロジェクト「THE BONSAI」をスタート!
9月22日(木)より、公式Twitterで年内に販売予定のNFTの情報や生産者や産地の様子を発信中だ。
盆栽は海外でも人気のあるコンテンツの一つ
盆栽は今や、海外でも人気のあるクールジャパンを代表するコンテンツの一つ。しかし、国内市場の縮小、愛好家や生産者の高齢化など課題も山積みだ。
とりわけ、松盆栽の産地で有名な高松でも後継者不足も含め大きな課題を突きつけられている。
高級盆栽のオーナーになれる「THE BONSAI」
このまま盆栽の生産が終わってしまうのではないか、という心配の声を受け、権利証明にも使うことができるNFTを使い、同社は盆栽の所有の概念そのものを変えることに。そこで登場したのが、本物の高級盆栽のオーナーになれるNFT「THE BONSAI」。
つくって売るだけでなく、棚や畑の盆栽からも収益を得るという考えで、NFTの販売収益がベーシックインカムのようになれば、収益の多角化と生産の効率化がはかれるようになるはずだ。
贅沢な大人の遊び「あずけ盆栽」をデジタル化
「THE BONSAI」は、「かがわビジネスモデル・チャレンジコンペ2021」優秀賞を受賞。
盆栽の管理をそのままプロに任せるので、だれでも安心して盆栽のオーナーになれるのが特徴だ。
昔から盆栽界にある、自分の盆栽を生産者に預けたままにする「あずけ盆栽」という大人の遊びをNFTを使いデジタル化。年に数回、自分の盆栽を見に行く旅は贅沢な時間になり、普段はSNSやDiscord(コミュニティ)で自分の盆栽に触れることができる。
同プロジェクトには、高松市鬼無町で100年以上続く老舗盆栽園・北谷養盛園の参加が決定。今後、高松市内、他の盆栽園にも参加を呼びかけていくという。
すべての本物の盆栽にはNFTを発行
また、「THE BONSAI」に登場するすべての本物の盆栽にはNFT(デジタル証明書)が発行され、作品に関わるさまざまな情報を記録。
アート作品の真正性の担保を目的に、スタートバーンが開発した「Startrail PORT」のNFCタグを利用し、本物の盆栽とNFTを紐付ける。web環境があれば誰でもNFTに記録されている情報を閲覧することが可能だ。
1人~複数での所有も可能
「THE BONSAI」は、1本の盆栽を1人で所有できるタイプから、ニーズを踏まえ複数人で所有するタイプも。詳細は「THE BONSAI」公式Twitterをチェックしてみて!
この機会に「THE BONSAI」で高級盆栽のオーナーになってみては。
公式Twitter:https://twitter.com/THEBONSAI_nft
(佐藤ゆり)