電動自転車の開発・販売を行うアベントゥーライフでは、長野県諏訪市の片倉館とその近隣宿泊施設で、電動アシスト自転車のレンタサイクルを10月1日(土)から開始中だ。
「サイクルツーリズム」が注目されている
コロナの影響が続くなか、新しい旅の仕方が求められている。一方、密を避けた気分転換や運動不足解消のためのレクリエーションとして自転車を楽しむ人が増えており、観光政策としても自転車を活用した「サイクルツーリズム」が注目されている。
自転車を活用した地方活性化の取り組みを行う自治体も増えているという。
同社代表の片倉好敬氏のふるさとであり、自転車事業を起業した原点ともいえる諏訪のさまざまな魅力を、サイクリングで楽しんでもらえればと同サービスが誕生。
歴史的建造物や、諏訪湖などの自然、そして食など、魅力あふれる諏訪を巡るのに快適な自転車を活用してほしいと、長野県諏訪市の片倉館とその近隣宿泊施設で、電動アシスト自転車のレンタサイクルを実施中だ。
利用料金は、2時間1000円、4時間2000円、8時間4000円で、初期はオープン企画による価格変動がある。利用時間は10:00~18:00。
ふるさと諏訪への地域貢献の想い
同社代表・片倉好敬氏の実家は長野県諏訪市にあり、幼い頃より休みのたびにカメラマンの叔父と諏訪から自転車旅行をしており、大変思い出深い場所だという。
同氏は、このコロナ禍で諏訪も少なからず観光に影響が出ているという話の中で、何か故郷に貢献できることはないかと考え、自社で販売している自転車の貸出を諏訪で実施し、観光を盛り上げることに貢献しようとレンタサイクルを開始した。
また、電動アシスト自転車の販売を通して多く耳にしたのが「電動自転車なんて乗ったことがなかった」という声。同氏は、今回の諏訪のレンタサイクルを通して、より多くの人に電動アシスト自転車の便利さを知ってもらい、また、自社の電動アシスト自転車を使ったレンタサイクルで、ふるさとに少しでも恩返しがしたいと考えている。
自転車で訪れたい諏訪の魅力
諏訪には自然も豊富で温泉もあり、歴史的な見どころもたくさんある。
諏訪には、製糸業から発展した片倉財閥により地域住民に厚生と社交の場を供するため、昭和初期に建設された洋風建築の大衆浴場「片倉館」や、日本最古の神社の一つで諏訪湖の周辺に4つの境内を持つ諏訪大社、製糸工場を併設したシルクの世界を感じられる世界的にも珍しい博物館「岡谷蚕糸博物館」など、歴史的な見どころがたくさんある。
また、自然や温泉も豊富。そんな素晴らしい観光資源を自転車で巡ることにより、車で通り過ぎてしまっていたディープな諏訪の魅力を知ってもらえるのではではないか、と片倉好敬氏は考えている。レンタサイクルの実施場所は、アベントゥーライフ公式サイトで確認しよう。
レンタサイクルで、諏訪の魅力を再発見してみては。
■レンタサイクル実施場所
住所:長野県諏訪市湖岸通り4-1-9 片倉館、その他宿泊施設
アベントゥーライフURL:https://aventulife.co.jp
(よしだゆうこ)