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現役のお坊さん起業家が作ったお寺向けのECサイト「おてらのマーケット」がオープン

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日本最大級268以上のお寺ネットワーク「お寺の窓口」を運営するAVENILは、お坊さん向けのECサイト「おてらのマーケット」を開設した。

お寺に関わりのある商品全般を取り扱う

「おてらのマーケット」は、仏具、法衣、雪駄、椅子、机、書籍、消耗品など、お寺に関わりのある商品全般を取り扱うお坊さん向けのECサイト。新型コロナウイルス感染症の日本国内での感染拡大に伴い、インターネットの通信販売の需要が拡大しているため開設された。

同サイトでは、新たな販売チャネルを提供し、お寺業界や関連産業の底上げを図っていく。また、これまでお寺業界に関わりのなかった企業の参加も歓迎している。お寺業界へ参入したい企業(小売)とお寺とのマッチングが「お寺の窓口」のネットワークで可能となり、新たなお寺の顧客を増やすことも目的としている。

なお、「おてらのマーケット」では出店希望の企業も募集している。

お寺の窓口

かつて、お寺文化は、日本人の暮らしと密接な関係を持ち、日本文化にも大きな影響を与えていた。しかし現在は、その関係性は希薄になり、今後は人口減少も加速することから、お寺の護持運営が、厳しくなることが予想されている。


そんな中、かつての“お寺のあり方・役割”を果たすことを目的とし、2016年に遠島光顕(とおしまみつあき/真宗大谷派 教願寺)氏が、開設したのが「お寺の窓口」だ。「お寺の窓口」は、お寺文化や心の在り方など、沢山の方にお伝えすることを第一義の目的としているだけでなく、「お寺のための勉強会」「仏具等を提供するモール運営」、さらには、企業とのコラボレーションにより「カウンセリングや人財育成事業」も展開している。

その一環として立ち上がったのが「おてらのマーケット」だ。

プロデューサー・遠島光顕氏

両サイトのプロデューサーである遠島光顕氏は、北海道札幌市にある真宗大谷派教願寺副住職を務める。2016年に、お寺のIT化の進行に遅れを感じ、「お寺の窓口」をオープン。2018年には、日本最大級Q&Aサイト「OKWAVE」運営の株式会社オウケイウェイブの感謝経済プラットフォームに参画のほか、2020年NHK朝の連続テレビ小説「おちょやん」の仏事指導などを行っている。

お寺文化に興味のある人は、チェックしてみて。

おてらのマーケット:https://otera-market.com/
お寺の窓口:https://oteranavi.com/

(江崎貴子)

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