「くうき」を使ったプラスチック資材の開発・製造などを手掛ける川上産業が、第12回 豊洲防災EXPO 2022「BO-SAI暮らしの学校」に出展!新発売の「たまぷち」と併せて詳しい情報をチェックしよう。
何かを守るプチプチは、誰かを守るプチプチへ
川上産業が、10月29日(土)・30日(日)に、ららぽーと豊洲で開催される、第12回 豊洲防災EXPO 2022「BO-SAI暮らしの学校」に出展。プラパールを使用したパーティションやベッドでの避難所体験、プチプチを使用したもしもの災害時の活用法を展示する。
そのほかにも、プチプチやプラパールを使った防災体験が登場。「分かりやすく」「たのしく」学ぶことができる。
■プチプチポンチョを作ってみよう!
プチプチのくうきの層を活かした、暖かいプチプチポンチョが作れる参加型ワークショップでは、プチプチポンチョに色を塗ったり名前を書いたりして、自分のオリジナルポンチョを作れる。作ったポンチョを実際に着て、サーモグラフィを使い暖かさをチェックしてみよう。
■明かりカバー作り体験
「明かりカバー作り体験」では、プチプチ明かりカバーにいろいろな装飾をして、オリジナル明かりカバーを作成する。もしもの停電時、懐中電灯の明かりは遠くを照らすことができるが、ずっと点けておくには眩しすぎたりする。そんな時、プチプチで作った明かりカバーがあると光がやわらかくなり、部屋全体を照らすことができる。
「BO-SAI暮らしの学校」の参加費は無料で、予約も不要。もしもの災害時に備え、防災の知識を身に着けよう!
■第12回 豊洲防災EXPO 2022「BO-SAI暮らしの学校」
日時:10月29日(土)・30日(日) 10:00~17:00 野外は16:30まで
会場:三井ショッピングパーク アーバンドッグ ららぽーと豊洲
住所:東京都江東区豊洲2丁目4-9
URL:http://www.plus-arts.net/bo-sai22/
サステナブルな包装資材への革新
また、川上産業は、バイオマス原料使用の卵殻フィルムとプチプチを貼り合わせた「たまぷち」を発売した。
バイオマス原料を使用したプチプチとして、バイオプチ、防錆プチエコに続く第3弾の同商品は、100%国内調達の非可食性バイオマス原料を使用。すでに2022日本パッケージングコンテスト日用品・雑貨包装部門賞を受賞し、10月のTOKYO PACKではグッドパッケージング展での展示も行った。
■「たまぷち」とは
「たまぷち」は、ネクアスと共同開発した卵殻フィルムとプチプチを貼り合わせた商品。卵殻フィルムは和紙のような質感かつ見た目は生成~白の半透明でやさしい色合いで、繊細な卵の殻を連想させる。
プチプチは小粒タイプを使用。意匠性がありながらも緩衝材としての役割はしっかり務める。バイオマス原料を使い、さらには再生原料を90%以上使用している。なお、通常のプチプチは再生比率80%以上だ。
■「卵の殻」であるポイント
実は日本は卵の消費量が世界第2位。大量に排出される卵殻は大半が焼却処分されているが、卵殻をバイオマス原料としてアップサイクルすることで、国内での安定した調達が可能、焼却処分で発生するCO2の削減にもつながる。海外製のバイオマス原料と違い、多くのコストとエネルギーの使用がなく、非可食性であることから食糧難の影響を受ける心配もないため、情勢による調達の不安に悩む必要がなくなる。メリットの多い卵殻とプチプチの組み合わせを実現するべく、ネクアス共同のもと、研究を繰り返し、「たまぷち」が完成した。
さまざまなシーンで活躍するプチプチ。災害時にも役立ち、SDGs達成に向けてさらなる前進を続けるプチプチに、今後も注目だ。
川上産業公式HP:https://www.putiputi.co.jp/
(ソルトピーチ)