石川県野々市市の北国街道周辺エリアに新たな賑わいを創出するイベント「IKERU NONOICHI(イケル ノノイチ) 2022」が、11月11日(金)〜23日(水)の13日間開催される。
野々市の地域資源や活動をアップデート
「IKERU NONOICHI」は、“北国街道・野々市をIKERU(生ける・活ける・いける)”をコンセプトに2021年度に始動したプロジェクト。
第2回目となる今回は、「歴史資源」「特産品」「災害時」「まち歩き」のアップデートがテーマ。歴史資源や公共施設等が集積する北国街道エリアを中心に、野々市の埋もれている地域資源や活動に光を当て、クリエイティブにアップデートして感性を刺激する。野々市に住む人は地元の魅力を再発見でき、市外・県外の人も「行ってみたい」「住んでみたい」と思えるような野々市を発信していく。
「歴史資源」のアップデート
4つの企画の一つ、11月11日(金)~23日(水)に開催される『歴史資源のアップデート:表出のかたち展』は、国指定重要文化財「喜多家住宅」を会場に、事物や感情の変化を表現のテーマに活動する10名のアーティストの作品を展示。
喜多家は50年前まで酒造業を営んでいた商家で、2022年に酒造場から採取した酵母をもとに、地域でかつて親しまれていた日本酒「猩々(しょうじょう)」が復活した。同展は、その酵母のエピソードに着想を得て、コロナ禍以降の「生」を問い直すことを目的に開催される。
入館料+アート鑑賞は、大人1,000円(前売800円)、中高生500円、小学生以下無料。
「特産品」のアップデート
11月11日(金)〜13日(日)は、『特産品のアップデート:日本酒「猩々」と夜の特別展』を「喜多家住宅」にて開催。
夜のアート鑑賞と作家・キュレーターによる作品解説のほか、酒蔵当時の面影を残す土間空間での角打ちスタイルで「猩々」と特製おつまみのペアリングが楽しめる。入場時間別の予約制で各回15名となっており、参加費は2,000円。
「災害時」のアップデート
11月19日(土)・20日(日)は、『災害時のアップデート:ののいち湯気市(ゆげいち)』を、にぎわいの里ののいち カミーノにて開催。豚汁の炊き出し(無料ふるまい)、薪割りと焚き火、給水車・仮設段ボールベッドなどの見学・体験、防災グッズの販売など、大人も子どもも気軽に参加できる防災イベントだ。非常時でも豊かさを失わない、安心して住みやすい野々市のアップデートを図る。
「まち歩き」のアップデート
11月1日(火)〜30日(水)の『まちあるきのアップデート:まちあるきデジタルスタンプラリー』では、日常を楽しむ<IKERU暮らしのスタンプラリー>、非日常を楽しむ<IKERU NONOICHI 2022デジタルスタンプラリー>の2つを実施。公式Instagramで紹介するおすすめスポットを巡って野々市での暮らしを楽しみながら、4カ所以上をコンプリートした人には景品をプレゼントする。
「IKERU NONOICHI」に参加して、野々市市の魅力を体感してみては。イベントの詳細は、公式サイトにて確認を。
IKERU NONOICHI HP:https://ikeru.1no1nonoichi.com
IKERU NONOICHI 公式Instagram:https://www.instagram.com/ikerunonoichi
(山本えり)