日本野菜ソムリエ協会は、調味料の魅力を社会に広めるイベント「調味料選手権 2022」を関西で初開催。全国各地からエントリーした184品の総合結果が発表された。10月27日(木)~30日(日)には、東京・二子玉川 東急フードショーにて、受賞商品販売会を開催する。
新たな調味料を発掘して広める
「調味料選手権」は、新しい調味料の斬新性やインパクト・使用用途・食味などを評価して表彰するイベント。全国各地の知る人ぞ知るご当地調味料やメーカーいちおしの調味料を発掘し、社会にその存在を知ってもらうきっかけとなることを目的に、調味料の魅力を社会に広め、調味料業界が一層活性化することを目指している。
次回2023年より各ジャンル別の開催へと進化し、第一弾は2023年2月下旬に調味料選手権「ドレッシング部門」を開催予定だという。
184品の中から総合第1位が決定
13回目となる今回は、全国各地から開催史上最多の184品の調味料がエントリー。調味料ソムリエら食の専門家による一次専門家食味審査会で選抜された33品が、阪神梅田本店で10月19日(水)~24日(月)の6日間開催された最終審査会に臨んだ。
会場では一般来場者による投票と、同時開催の販売会による販売数、公式Instagramの「いいね!」による投票の合計に加え、一次専門家食味審査会での得点を加味したうえで、総合1~3位を発表。また商品の独自性や個性を評価した各部門最優秀賞、特別審査員による特別賞を決定した。
総合1~3位の調味料は…
総合第1位に輝いたのは、和歌山県「Orange アウトドアショップ」の燻製アウトドアスパイス「ほりにしブラック」。燻製岩塩で燻製のワイルドさを感じさせつつ、マッシュルームや椎茸などの上質な旨味を掛け合わせ、“ワイルドで上質”な味を実現。ゆで玉子、チーズ、ソーセージや、刺身などの生ものにも香ばしい燻製の風味がマッチする。何にでも合う万能スパイス調味料だ。
総合第2位となった千葉県「風土食房」の「ネギイチバン」は、ラジオ番組『千葉のご当地調味料を作ろうプロジェクト』にて誕生した、生産量全国No.1を誇る千葉県産のネギを使ったピリ辛調味料。ごはんにのせるのはもちろん、冷奴、冷しゃぶなどの肉料理、麺類におすすめ。
総合第3位となった静岡県「田丸屋本店」の「WASABBQ 太陽と青空のわさび」は、わさびと数種類のスパイス、鰹&昆布だしをブレンドしたグリル料理向け調味料。グリルした肉、魚、チーズなどにぴったりだ。
このほかの受賞商品については、日本野菜ソムリエ協会公式サイトの調味料選手権のページでチェックしてみて。
二子玉川 東急フードショーでの受賞商品販売会には、醤油、味噌、ポン酢、ドレッシングなど、全国各地から個性豊かな調味料が一堂に会するので、新たな調味料との出会いを楽しんでみては。
日本野菜ソムリエ協会HP 調味料選手権:https://www.vege-fru.com/contents/hp0057/index.php?CNo=57&No=121
■二子玉川 東急フードショー
住所:東京都世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズ・ショッピングセンター地下1階
(山本えり)