生涯現役が望まれる時代において、社会人の学び直し(リカレント教育)の重要性が高まってきている。
そんな中、福岡市中央区の「中村調理製菓専門学校」は、主に社会人向けのコースとして、調理師科夜間コース、2年前に新設した製菓短期コースに続いて、製パン短期コースを11月5日(土)に開講する。
「中村調理製菓専門学校」
「中村調理製菓専門学校」は、日本で初めての調理学校のひとつとして1949年に開校し、15,000人以上の卒業生を輩出している。戦後間もない食料に不自由していた時代に“食糧が少なくてもおいしく、そして栄養のある料理を作れる人材を育てよう”と開校した中村割烹女学院が同校の始まり。常に時代のパイオニアとして、半世紀以上に渡り、九州の食教育業界をリードしてきた。
また、2年前に新設をした製菓短期コースは、社会人に好評を得ているそう。製パン短期コースでも定員を上回る応募があり、受講者は抽選にて決定となるが高い注目を得ている。
同校初めての製パン短期コースは、昼間のコースと違い、幅広い年齢層とさまざまな属性の人が受講するのが特徴だ。受講者の属性は、会社員、専業主婦、飲食店勤務、保育園勤務など。
受講者の受講動機は、“パンの基本的な作り方を学びたいから”、“将来はカフェをやってみたいから”、“将来の職業選択の幅を広げたいから”などが挙がった。
社会人が学びやすいカリキュラム設定
コースでは、社会人が無理なく集中して学べるよう、約5カ月のカリキュラムに凝縮。スケジュールは土曜日の11月~翌年3月の週1回、計12回コース。立地も福岡市中央区で交通の便もよく、広い地域から通学が可能だ。
講義では現場経験豊富な教員たちが一般的な菓子・パン教室とは一味違う本格的な技術と知識を、基礎から丁寧に教えてくれる。期間中に学ぶパンの種類は約30種類。店舗で使われるようなプロ仕様の設備や道具も使用できるのも専門学校ならではのメリットだ。併せて、料理教室では教わらない衛生に関する講義も受講できる。また、修了時には学校教育法に基づく履修証明書が交付される。
クロワッサン、ベーコンエピ、メロンパン、クグロフなど約30種類を学べる!製パン短期コースを開講する「中村調理製菓専門学校」を、この機会にチェックしてみては。
中村調理製菓専門学校公式サイト:https://chori.nakamura-s.ac.jp/
(江崎貴子)