本格的アウドドアを満喫できる新たなスタイルの施設「芸森ワーサム」が、北海道札幌市に10月26日(水)オープンした。
札幌市中心部から約30分の南区芸術の森エリア付近に位置する、森に囲また約2.3ヘクタールの広大な敷地内で、移動時間の負担もなく、手ぶらで気軽に本格的アウドドアを満喫できる。
4つの滞在スタイルで北海道の四季を満喫
春は新緑の芽生えとともに、夏は緑豊かで涼しく、秋は収穫された美味しい食材の恵みと、冬は真っ白な幻想的空間など、四季折々の楽しみができるよう、4つの滞在スタイルが用意されている。
1つめは、アウトドアでありながら、ホテルの快適さとプライベートサウナを備えた「TINY HOTEL」19,500円~(1泊2食/2名利用時の1人の料金)。
2つめは、Sʼmore社製グランピングテントにウッドデッキが配置された「GRAND TENT SITE」15,000円~(1泊2食/2名利用時の1人の料金)。
3つめは、林間エリアにて骨太な山小屋をイメージした木製の「CABIN」15,000円~(1泊2食/2名利用時の1人の料金)。
4つめは、自身が気に入っているキャンプギアを持ち込んで楽しめる「FOREST TENT SITE」9,000円~(1泊2食/2名利用時の1人の料金)。
全部で4つの施設で、利用スタイルに合わせたプランが用意されている。
デイユースでの利用も
宿泊に限らず、デイユースでのアウトドアも満喫できるよう、自然の中で味わうテントサウナや、薪割りからファイヤーピットでの焚き火、フィンランド発祥のゲーム「モルック」などのアクティビティ体験も用意されている。
デイキャンプや宿泊時の食事は、各季節ごとに地元食材を中心に使用したバーベキューだ。自分で作るキャンプの醍醐味はそのままに、ウエーバー社製の本格グリルで快適に食事を楽しめる。
また、宿泊での朝食では、地元食材を使用したホットサンドウィッチとハンドミルでのオリジナルブレンドコーヒーを味わえる。
冬季のアクティビティも充実
冬のはじまりから製作され、春の雪融けとともに終わるプロジェクト「ICE PROJECT」は、長く厳しい北海道の冬において、その魅力を再認識し、新たな楽しみを提供することで国内外から多くの注目を集めている。
もともとは、冬の北海道を舞台に、北国の冬とそこにある暮らしを氷と雪の幻想的な世界の中で食 ・アート・カルチャーを楽しむ冬季観光コンテンツとして、2014年当別町の「ICE HILLS HOTEL」から始まったのが「ICE PROJECT」だ。
「ICE HILLS HOTEL」から10年目を迎え、2018年からは北海道屈指のリゾート地である「キロロリゾート」に開催場所を移し、札幌北3条広場での「SAPPORO YUKI TERRACE」、世界自然遺産の地である知床での「知床流氷テラス」、2020年初開催となる道南の七飯町での「大沼アイスカルーセル」と全道的にて展開されてきた。
2022年から「芸森ワーサム」を拠点に、冬のメインコンテンツとして開催されている。
今後の展開
現在の宿泊施設に続き、メインキッチンとアウトドアレストランやアウトドア関連ショップ、新たなワークスタイルに適応するオフィス環境を備えた「芸森ワーサム」のメイン施設となる「ワーサムセンター(仮称)」が2023年春にオープン予定。
森に囲まれた豊かな自然の中で、「泊」「食」「地域文化」など、地域の魅力を発信する場所として、様々なプログラムが実施される予定だ。
自然を楽しみながらアートを感じる、特別な体験ができそうだ。
■芸森ワーサム
住所:北海道札幌市南区芸術の森3丁目
「芸森ワーサム」公式HP:https://w-awesome.com/
(鈴木 京)