HBデザインは、東京中目黒にシェアキッチン「HBキッチン中目黒」を10月よりオープンした。現在、会員募集中で随時見学を受け付けている。
ぜんぶOKのシェアキッチン
同店は、作る・売る・撮る・集う・楽しむ・展開する、ぜんぶOKのシェアキッチン。充実したキッチン設備と、そうざい製造業・菓子製造業・飲食店営業3種類の営業許可を取得しており、初心者からプロまで新たなフードビジネスにトライできる。
インターネットや小売りで食品販売するために、テイクアウトやデリバリーのゴーストキッチンとして、ケータリングやキッチンカーの仕込みに、撮影スタジオとして、ワインの試飲会など少人数のパーティに、商品開発のラボとして、など様々な用途に対応可能だ。
「売る」までをしっかりサポート
同店は、デザイン会社が手がけていることから、本業のスキルをいかした販売サポートが可能。ホームページ、チラシなど、なにを作ればよいか、どんな内容がよいか、ゼロから相談できる。
また、同店が運営するECサイトを構築中で「ネット販売は運営が難しそう」「大手サイトは利用料が気になる」という人にぴったり。自販機「ど冷えもん」も2023年導入予定だ。
そして、デリバリー需要の高い中目黒は、フードビジネスのスタート地に最適。相談ごとがあれば、飲食系コンサルタントも所属しており、軌道にのったら食品工場によるOEMも視野に入れることも。
理想のキッチンを目指した設備
同店は、食品工場を手本にした回廊式のクリーン設計。除菌電解水の給水器を設置するなど、衛生面への配慮を徹底している。
調理スペース隣の包装室には、ブラストチラー&ショックフリーザーと真空包装機が完備されており、製品保管用の冷凍庫もあるので、食品をおいしく安全に届けられる。
また、スチームコンベクションオーブン、フライヤーなどの大物から、鍋類、ボール、ザル、トング、ピーラー、鬼おろしまで、オプション料金不要ですべて利用できる。
スチールや動画を快適に撮影できる多目的スペース
ガラス越しに陽光が差し込む多目的スペースは、本格的なスチール撮影や動画の収録場所として使用可能。自然光とライティング、どちらの撮影にも対応し、ガラス戸には遮光1級のロールスクリーンを降ろせる仕様となっている。
また、4か所の単独電源が設置されており、照明やロール紙を持ち込んでの撮影にも対応できる。さらに、キッチンAの仕切りガラスは取り外しが可能で、多目的スペースからキッチンの様子をダイレクトに撮影できる。
「HBキッチン中目黒」の利用料金は、登録料10,000円/年、キッチンAが2,800円/時間、キッチンBが2,000円/時間、包装室1,000円/時間、冷凍保管(1箱)3,000円/月、ワークショップ・パーティ(8名まで)5,000円/時間、撮影スタジオ7,000円/時間。
快適に料理できるだけでなく、小売りに適した設備とサポートが整っている「HBキッチン中目黒」に注目してみて。
■HBキッチン中目黒
住所:東京都目黒区上目黒4-9-12
HP:https://hb-kitchen.tokyo/
(よしだゆうこ)