宮城県の七ヶ宿町では、町を盛り上げる「ナナイロレンジャー」のプロジェクトを始動。現在、地域おこし協力隊(まちづくり活動/芸術の里づくり活動)や町職員(保健師/保育士)の隊員を募集している。
過疎化の脅威と日々闘う七ヶ宿町
福島県・山形県の県境に位置する宮城県七ヶ宿町は、人口1,279⼈(2022年9⽉末現在)の第1次産業が主な産業の町。手厚い子育て支援策や親戚のように接してくれる町民との人間関係が人気で、年々移住希望者が増えている。
特に、20年間住むと住宅と土地がそのまま譲渡されるという地域担い手づくり支援住宅の目玉施策は、毎年多くの人が希望している。しかし、少子高齢化のため人口は県内で一番少なく、カソカ(過疎化)の脅威と日々闘っている。
七ヶ宿町をカソカから守れ!
七ヶ宿町をカソカから救うために、農業、林業、飲食業、陶芸家、役場職員として活動をスタートした「ナナイロレンジャー」。しかし、まだまだ隊員が不足しているため、地域おこし協力隊や町職員を募集中だ。自然豊かな七ヶ宿町をカソカから守ることに興味のある人は、七ヶ宿町役場に問い合わせてみよう。仕事や住居についても、七ヶ宿くらし研究所にて相談を受け付けている。
そのほか、町内には林業や介護職、製造業などの求人があるので、七ヶ宿くらし研究所に相談してみよう。
住民交流会も開催
同町では、2021年から住民交流会を開催。移住者同士や、コロナ禍でなかなか交流できなかった地域の人との交流の場を持つことで、まずはどんな人が、どんな思いで移住してきたのかを知ってもらう。また、移住者ならではの視点から、町の未来を考える場でもある。
移住者向けにさまざまな情報を配信
実際に移住する前には、移住後のイメージを持つことも大切。七ヶ宿まちづくりのサイトや公式インスタグラムでは、さまざまな情報を配信しているので、具体的なイメージで検討することができる。また、現地に行くことが難しい人などに向けて、オンラインでの移住相談も受付中。移住についての不安や疑問のあれこれに専門相談員が応えてくれる。
移住して「ナナイロレンジャー」にまではなることができなくても、ふるさと納税や七ヶ宿ファンクラブ会員として応援することもできるので、詳しくは七ヶ宿くらし研究所のサイトなどでチェックしてみて。
紅葉や新蕎麦を楽しむ
七ヶ宿町横川地区には、延長120mの東北最大級の大きな吊り橋「やまびこ吊り橋」があり、橋から見える紅葉は今が最盛期。高さ20mの橋の中央から、紅く染まる不忘山の絶景を眺めることができる。
また、11月のこの時期、七ヶ宿そば街道では各店で香り豊かな新そばを味わうことができるので、紅葉と一緒に楽しんでみよう。
地方への移住を検討している人は、七ヶ宿町をチェックしてみては。
七ヶ宿くらし研究所HP:https://shichikashuku-miyagi.co.jp/
七ヶ宿まちづくりHP:https://7kashuku.jp
七ヶ宿まちづくりInstagram:https://www.instagram.com/7kashuku_nanairo/
宮城県七ヶ宿町WEBサイト:https://town.shichikashuku.miyagi.jp
(山本えり)