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副原料に海苔を使用。廃棄される麺から作る「醤油ラーメンに合うクラフトビール」誕生

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廃棄間近の食材をクラフトビールへアップサイクルするBeer the Firstは、廃棄間近の麺から作ったクラフトビール「華麺舞踏会 醤油との出会い」を11月18日(金)よりクラウドファンディング「キャンプファイヤー」にて販売を開始した。

ラーメン戦士とタッグを組んで開発


クラフトビール業界とラーメン業界を盛り上げたい一心から、Beer the First代表・坂本錦一氏と、ラーメンライターとして活躍しているラーメン戦士・山川大介氏がタッグを組んで商品を開発。日本で一番馴染みがあるラーメンは醤油ラーメンであり、最も好きなラーメンの種類のアンケートでも1位であることから、麺から作った“醤油ラーメンに合うクラフトビール”を目指した。

醤油ラーメンと相性の良いトッピング「海苔」の香りがしたら面白いのでは?という発想から、副原料に海苔を使用したクラフトビールが完成した。ネーミングは、中世ヨーロッパの”仮面舞踏会”からヒントをもらい、階級など関係なく楽しむ仮面舞踏会のように、さまざまな人に楽しんでもらえるように「華麺舞踏会 醤油との出会い」と命名した。

ラーメン界を牽引する有名製麺所が協力


廃棄間近の麺は存在するのか、創業1950年の70年以上続く老舗製麺所で、名だたる名店をはじめ全国400以上のラーメン店が契約を結んでいる、東京都台東区の製麺所「浅草開化楼」を代表する職人・不死鳥カラス氏にヒアリングを実施。


製造過程で出る麺の切れ端はすべて廃棄になってしまうとのことで、麺から作るビールに込めた熱い想いを語ったところ、同プロジェクトへの協力が決定した。

老舗「山本海苔店」の海苔を使用

副原料に使う「海苔」は、製造過程でどうしても出てしまう切れ端や、訳アリの海苔を使いたいと思い、日本中の海苔店に問い合わせを実施。海苔業界の第一線を走っている「山本海苔店」が本件に共感し、海苔が支給されることになった。


山本海苔店は、1849年(嘉永2年)に創業。今ではお馴染みの「味附海苔」を明治2年に開発し、それを明治天皇が京都行幸の際のお土産として献上。それ以降同店は宮内庁御用達(※)になるなど、日本の海苔文化・伝統を築いてきた老舗海苔店の一つ。

海苔の旨味が醤油を引き立たせる


「華麺舞踏会 醤油との出会い」は、ラーメンの麺から作った“シーウィード(海苔)エール”。香ばしいモルトのコクに、鼻から抜ける海苔の旨味が醤油を桁違いに引き立たせる。本来使用する麦芽の15%を麺で代用。使用する副原料の都合上、品目は発泡酒となっている。

ビアスタイルは”Irish Red Ale”をベースにした、香ばしいモルトとほんのり燻製がかったモルトを使用。醤油スープに負けないモルトのボディー感、磯を感じさせる海苔のうまみが醤油ラーメンを最後まで楽しませてくれる1杯だ。

「華麺舞踏会 醤油との出会い」を手に入れて、醤油ラーメンと一緒に味わってみては。

プロジェクト名:【麺から作る!】醤油ラーメンのための、ラーメンクラフトビールが誕生!?
CAMPFIRE:https://camp-fire.jp

(山本えり)

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