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【京都市】本願寺を会場に、京都の⽂化発信とアート体験を届ける『NAKED GARDEN ONE KYOTO』開催

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本願寺(西本願寺・京都市)を会場に、ネイキッド主催のアートイベント『NAKED GARDEN ONE KYOTO』が開催される。唐門では、11月24日(木)~27日(日)の期間に平和を願う参加型アートプロジェクが、伝道院では、11月27日(日)に次世代型オークションが行われる予定だ。

国宝 唐門では参加型アートプロジェクトを開催

『NAKED GARDEN ONE KYOTO』は、クリエイティブカンパニー・ネイキッドが2022年より手がける、バーチャル×リアルで京都の⽂化発信とアート体験を届けるプロジェクト。11月24日(木)~27日(日)の期間は唐門と伝道院にてイベントが行われる。

唐門は、桃山時代の豪華な装飾彫刻を充満した檜皮葺き・唐破風の四脚門。彫刻の見事さに日の暮れるのを忘れることから「日暮門」とも呼ばれ、1953年に国宝に指定された。

この唐門の前で、11月24日(木)~27日(日)の18:30~21:00に、平和を願う参加型アートプロジェクト『DANDELION PROJECT 西本願寺』が開催される。参加無料・申込不要で、上記の時間帯であれば随時入場が可能。なお、入口は堀川通側の北小路門からとなっているので注意しよう。

重要文化財 伝道院ではオークションを実施


もう一つの会場となる本願寺伝道院は、西本願寺総門東側にある。1912年に本願寺第22代門主 大谷光瑞氏が依頼し、当時の東京帝国大学教授 伊東忠太氏が設計した同施設は、当初は「真宗信徒生命保険株式会社」の社屋として使用されたという。

イギリスの建物をイメージした総レンガ造り風のタイル張りの外観、インド・サラセン風のドームなど、さまざまな建築様式が取り入れられているのが特徴で、屋根は銅板葺き、屋根骨組みは木造、屋根の装飾には一見石に見えるテラコッタが用いられている。

羽をもった象など、ユーモラスな架空の珍獣が回りの石柵に配されているのもポイント。内部は、和風意匠の天井にアール・ヌーボーを意識した照明器具が取り付けられている。日本の近代建築を知る上で貴重な建物であり、重要文化財に指定されている。

この伝道院では、11月27日(日)13:00~18:10に、リアル×メタバースで体験する「伝統と革新」の次世代型オークション『NAKED AUCTION 0(ゼロ)』が開催される。伝道院での参加は招待券が必要だが、バーチャルオークションにはどこからでも参加できるとのこと。

どちらのイベントも、詳細は公式サイトでチェックしよう。なお、西本願寺では直接の問い合わせは受け付けていないので注意を。国宝と重要文化財を舞台に、バーチャル×リアルを体験してみては。

■DANDELION PROJECT 西本願寺
日時:11月24日(木)~27日(日)4日間 18:30~21:00・随時入場可
会場:唐門前(龍谷大学大宮キャンパス北側・入口は堀川通側の北小路門から)
※参加無料・申込不要

■NAKED AUCTION 0
日時:11月27日(日)13:00~18:10
会場:本願寺伝道院(西本願寺総門東側)
※伝道院での参加は招待券が必要・バーチャルオークションにはどこからでも参加可能

公式サイト:https://garden.naked.works/venue_kyoto/2308

(オガワユウコ)

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